石垣島の観光・旅行/石垣島のホテル・宿

星のや 竹富島、島時間で過ごす完璧なエスケイプ旅(3ページ目)

どこを切り取っても絵葉書のような集落の風景、エメラルドグリーンに輝く海、島人の笑顔……、竹富島で出会う風景はすべてが特別で、八重山の島々の中でもリピーターが多い島として知られています。2012年のオープン以来注目を集める「星のや 竹富島」の存在もまた、竹富島を訪れる大きな理由のひとつ。今回は、いつか行きたい憧れのリゾート「星のや 竹富島」の滞在をご紹介したいと思います。

小林 繭

執筆者:小林 繭

沖縄ガイド

食を通して体験する島文化、新たな美味に感動!

sweet

南国の太陽の恵みがギュッと詰まったデザート。島の食材の豊かさを再発見!


さて、五感をリラックスモードで満たしながらも、やっぱり気になるのが“食”のこと。「星のや 竹富島」が提案する“食”は、豊かな沖縄の素材を活かした新しい形の“琉球ヌーヴェル”です。料理長をつとめる中洲達郎シェフは、国際コンクールでの受賞歴を持つ世界でもトップレベルのフレンチシェフ。沖縄の伝統料理にフレンチの手法を取り入れ、今までにない斬新な発想で島の素材を楽しませてくれます。繊細に美しく盛り付けされた品々は、テーブルの上でまるで花が咲いたよう。

dinner

ミーバイのマリネ タンカンの香る2色の人参シリシリー、豚肩ロースと夏野菜のロースト。読谷の大嶺實清氏の器が繊細な料理を見事に引き立てます

沖縄の食材とフレンチのマリアージュは、“驚きと感動の新たな食体験”とも言えるもので、新鮮な魚介類や太陽の陽射しをたっぷりと浴びて育った島野菜の新たな魅力を発見するはず。リゾートでは、毎年島の方々をお招きして中洲シェフの料理を食べていただく機会を作っているそうですが、「いつも食べていた島野菜やグルクンといった島の食材がこんなふうに大変身するとは!?」と、島人からも慣れ親しんだ食材への驚きの感想が聞かれるそう。ワインや泡盛と一緒に、新たな味覚を発見してみてはいかがでしょう。

shef

斬新なアイディアで感動的な料理を生み出す中洲シェフ。沖縄の食材はフレンチにぴったりなのだそう

朝食には八重山の島野菜たっぷりの「畑人(はるさー)の朝ごはん」を。おすすめは沖縄の行事の時にいただく伝統料理の御三味(ウサンミ)をアレンジした琉球朝食です。旅行者はなかなかいただく機会のない御三味を朝から贅沢にいただけると人気です。こちらにも随所にシェフのアイディアが散りばめられ、9つならんだおかずのそれぞれの完成度の高さに驚かされます!

breakfast

お重の中に小さな仕切りが9つ。ひとつひとつに驚きと発見がいっぱの朝ごはんはボリュームも満点です


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