世界一シンプルなホームシアター
薄型化にやや出遅れた感があるが三菱は'80年代にテレビの大画面化を牽引した会社で、PC用のダイヤモンドトロンもマニアの間で根強いファンを持つ。他社がやらない機能と画質の追求という点で東芝と双璧。昨年のマニアックな無線ハードディスク別体型から一転してファミリー向きなHDD&ブルーレイディスク一体型に生まれ変わり、テレビとのカジュアルな融合を進めた。ハードディスクの長時間録画や録画再生機能もよく考えられている。
ハードディスク容量も心配無用

320GBのハードディスクを内蔵し、ブルーレイディスク録画再生機能を併せ持つ一体型の液晶テレビ。バックライトはコンベンショナルな CCFL(冷陰極管)を採用し、目新しさやカッコよさよりも「実」を追求した商品。
大橋 伸太郎
テレビ ガイド
オーディオ・ビジュアルの専門誌「AV REVIEW」編集長を務めた後、日本初の定期刊行ホームシアター専門誌「ホームシアターファイル」を刊行。その後、評論家として独立。現在はオーディオビジュアルとホームシアターのオーソリティとして活躍中。講演や全国系新聞での執筆やテレビ出演なども多い。
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