夜泣きは発達の一段階、必ず終わりがくる

赤ちゃんが夜泣きしないコツは?ママができる対処法

子どもと一緒に昼間に仮眠するなど工夫してください。大切なことはママが独りで抱え込まないことです

生後3~4ヶ月になると、夜中の授乳も減り、まとまって長時間眠るようになるのですが、本格的な「夜泣き」も早い子だと始まってきます。

夜泣きのピークは生後10ヶ月頃と言われ、その後徐々におさまってくる傾向にあるのですが、個人差は非常に大きいです。
月齢が上がると、泣き声も大きくなり、ママは昼間の家事や育児の疲れもあり、夜泣きの苦労は並大抵ではありませんね……。

夜泣きの原因として、よく言われていることは、「生活のリズムがつかめず、体内時計がくるっている」「昼間に興奮するようなことがあった」またこの頃より、複雑な感情も少しずつ出てくるので、「夜中、目が覚めてママが横に居ないと不安や寂しさを感じて泣く」など諸説ありますが、ハッキリと言い切れないことが多く、発達の一段階と考えられています。
いつか必ず終わる日がきますので、できるだけおおらかな気持ちで乗り切りましょう。

……とは言うものの、やはりママにとっては大変辛いもの。夜泣きを減らし少しでも楽に乗り切るために10のチェック項目をあげましたので参考にしてください。
 

生活のリズムを整えていきましょう

その1 朝陽を浴びさせるようにしていますか?
朝決まった時刻にカーテンを開けて朝陽を浴びさせる、ガーゼで顔を拭く、などすると良いでしょう。

その2 昼寝をしすぎていませんか?
夕方5時以降や長時間の昼寝は避け、昼寝をする時間をだいたい一定にさせましょう。

その3 散歩に連れて行っていますか?
気候が良い時季は時間を決めて、お散歩に連れて行き、屋外の環境で五感を刺激するのも良いですね。

その4 食事や入浴の時間は決まっていますか?
いろいろな都合で毎日同じ時刻に、とはいかないと思います。ですができるだけ意識して、決めた時刻に食事や入浴をするようにしましょう。
 

赤ちゃんの不快を取り除きましょう

その5  お腹はいっぱいになっていますか?
夜中にお腹がすき、目を覚まし泣くこともありますので、寝る前の授乳は充分にしておきましょう。

その6 部屋の温度は適温になっていますか?
暖房や冷房の効き過ぎ、また着せ過ぎになって汗ばんでいたり、寝具が多すぎていないかなど、気をつけて下さい。そして部屋の湿度にも気を配り、加湿器を使うなどして乾燥しないようにしましょう。

その7 ママのイライラが赤ちゃんに伝わっていませんか?
母親の気持ちは赤ちゃんに伝わるものです。できるだけイライラせずに、ゆったりとおおらかな気持ちで過ごしましょう。

その8 赤ちゃんの気持ちが興奮していませんか?
昼間に大勢の訪問客に囲まれたり、長時間の外出をすると、その時の興奮が睡眠を妨げる場合もあります。
 

赤ちゃんの気持ちを安心させましょう

その9 リラックスして眠ることのできる環境ですか?
夜に大きな音でTVやラジオをつけるのも、就寝前の赤ちゃんにとってはよくありません。就寝時間がきたら、部屋の照明を落とすのもいいでしょう。

その10 心理的に落ち着かせていますか?
お気に入りの就寝グッズやぬいぐるみなどを傍に置いたり、寝る前に絵本を静かに読み聞かせし、気持ちをリラックスさせ、落ち着かせることも試してみましょう。特にお母さんが添い寝をしてあげると、安心して眠ることが多いようです。
 

「そのうち眠る」くらいの、気長な気持ちでつきあう

これら全てを満たしたからと言って、夜泣きがピタッと止まるわけではありません。
夜泣きが始まると、直ぐに授乳してしまう人は多いですが、寝る前の授乳が充分できていたら、特に必要ではありません。少々時間がかかっても、赤ちゃんの体をトントンと軽くたたくなどして乗り切りましょう。

また抱っこしてママの心臓の音を聞かせる、一度部屋の明かりをつけてハッキリ目を覚まさせるなども試してみてください。意識をハッキリさせ落ち着かせると、再び眠る場合もあります。

夜泣きはいつか必ず終わります。「そのうち眠る」くらいの気長な気持ちでつきあうことも大切なのです。
 

最も大切なことは「母親が独りで抱え込まないこと」

チェック項目を実践しながら、「大丈夫!今夜は眠ってくれる!」って呟いてみましょう。気持ちも落ち着きます。 母親の不安、イライラは、赤ちゃんの気持ちに大きなマイナスの影響を与え、更に夜泣きを助長します。

家族に協力を得る、昼間に少し仮眠をする時間を作る、同じように夜泣きで悩み、乗り切ろうとしているママ友と話をするなどし、工夫をしてみてください。一番大切なことは、母親が独りで抱え込まないことですから。


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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。