E3の主役はPS4!
日本の状況とは全く違い、海外ではPS4とXboxOneが激しいシェア争いを繰り広げています
毎年、ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下SCE)や任天堂、マイクロソフトなどのプラットフォームホルダーを中心としたカンファレンスが恒例となっており、今後のゲームハードの方向性を占うビッグイベントとなっていますが、2015年最もゲームユーザーを沸かせたカンファレンスをしたのはSCEではないでしょうか。特に話題を集めたのは、PlayStation4(以下PS4)関連です。
日本では据え置きゲームハード市場そのものが縮小してしまい、PS4も元気がありませんが、海外では高性能な据え置きハードで最新のゲームを遊ぶユーザーがたくさんいます。そして、その中で最も今勢いがあるのがPS4です。その勢いに乗って、次々に大作の発表を行いました。
E3は北米のビジネスショウですから、北米で人気のあるタイトルが取り上げられることが多いのですが、今回は嬉しいことに、日本の市場でも大きな影響力のあるタイトルがいくつもでてきています。
SCEのカンファレンスで発表があったものを中心に、PS4がこれからどう盛り上がっていきそうなのか、という点にポイントを置いてご紹介してみたいと思います。全てを網羅はしていませんし、中には既に発表済みだったものや、SCEのカンファレンス以外で発表されたものもありますが、PS4の今後の流れが見えるように、ピックアップしてきたいと思います。
2015年はMETAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN
MGSVは、「METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER」や「MGS PEACE WALKER」の流れの後のお話となります
より大きな日本市場向けの目玉と言えば「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN(以下MGSV)」でしょう。開かれた世界を自由に遊べるオープンワールドに進化したMGSV、その実際のゲームプレイの様子が前後編40分にわたり公開されていますが、広大な大地に降り立って、自ら戦略組み立てる潜入、臨場感のあるグラフィック、メタルギアソリッドシリーズらしいちょっと茶目っ気のある演出など、期待が高まる要素満載です。2015年におけるPS4の大本命と言ったところでしょう。
その他、2015年のPS4注目作と言えば、アトラスのペルソナ5、スクウェア・エニックスの「スターオーシャン5 Integrityand Faithlessness(以下SO5)」も控えています。
続いて、2016年、そしてまだ発売未定のタイトルについてもご紹介していきます。