キッチンの限られたスペースを有効に使うには、収納がキーポイントになります。キャビネットや引き出しを思い通りに組み合わせて、その中は収納アクセサリーを使って機能的に整えていきましょう。
スタイルと予算を自分で計画できる
イケアが200ミリの単位にこだわった理由は、ユーザーがイメージしやすいサイズで、ユーザー自身が組み合わせを考えてデザインできるから。流しやレンジのサイズ、鍋を入れる大きい収納とカトラリーを入れる小さな収納の大きさなど、今使っているキッチンを計測したりしながら、新しいキッチンを計画することができます。また、WEB上でプランニングができるようになっていて、そこにプランを登録しておくと、ショップに行ったときにスタッフと共有できる仕組みになっているそうです。そこで、気になるのは価格のこと。あれにしようこれにしようと計画しているときは楽しいのですが、予算オーバーでは夢が遠のいてしまいます。そこで、価格を調整するときのコツを教えてもらいました。
上:扉をつけずに価格を抑えるという手もある 下:奥がフルオープンタイプ
効率よくしまえるから収納力がアップ
「整理整頓には厳しく お財布には優しく」がイケアのモットー。新しいキッチンの登場に合わせて、さらに収納アクセサリーのバリエーションが増えています。引き出しの中を区切って整理できるから、出し入れがラクになって時短になります。VARIERAシリーズにはプラスチック製と竹製がある。カトラリーや調理小物が整然としまえる
炊飯器の収納まで考えられている。ホームベーカリー、フードプロセッサーなど調理家電の置き場所も計画に入れておきたい
左:中に子引き出しを付けることが可能。深い収納で、見かけをスッキリ仕上げて、中身は機能的に使いやすくなっているという仕掛け 右:高さ100ミリの引き出しはカトラリー収納に
左:コーナー用の回転棚 右:スリムで浅い引き出しはスパイス収納に
掃除用品や分別ゴミも収納できるから、床置きのモノがなくてスッキリ
よく使う調理ツール、調味料は壁を使って見せる収納に。ワークトップはいつでも広々使える
ワークトップを照らす灯りをはじめ、キャビネットや引き出しの中にも、キッチン専用のLED照明がある。ガラス扉とガラス棚を使って、自慢の食器を飾ってもいい
キッチンの吊戸棚とダイニングの棚をカラーコーディネートして、個性的な仕上がりに
さらに、イケアでは10年後の未来に向けて、コンセプトキッチンを開発しています。地球規模で食糧調達の方法が変われば、それに伴って調理法も変化していくことになるでしょう。キッチンは、これからも大きく様変わりをする場所になりそうです。
取材協力:イケア・ジャパン株式会社
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