年2回、競馬ではファン投票が行われる

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前走の天皇賞・春を制したゴールドシップは、6月28日の宝塚記念に向かう(写真 JRA)

ゴールドシップがどんな馬かは説明しましたが、もうひとつ大事な説明を忘れていました。冒頭で述べた「総選挙」についてです。そもそも、競走馬の総選挙とは何なのでしょうか。

日本の競馬では、年に2回オールスター戦が行われます。それが、6月の宝塚記念(芝2200m/阪神競馬場)と12月の有馬記念(芝2500m/中山競馬場)。宝塚記念については、今週日曜(6月28日)にその戦いが迫っています。

「オールスター戦」というのは、出走馬を選ぶためにファン投票を行うレースという意味です。当然ながら、人気の高い馬はファン投票で上位になるもの。総選挙というか、出て欲しい馬を選ぶ人気投票ですね。

その中でゴールドシップは、2014宝塚記念→2014有馬記念→2015宝塚記念と、ファン投票で3回連続1位になっているのです。

もちろん、ファン投票の結果とレースの着順は無関係。ちなみにゴールドシップは、2014宝塚記念で1着、2014有馬記念で3着、そして今週末の宝塚記念で勝利を狙います。宝塚記念は2013年も優勝(ファン投票は2位)しており、こちらも3連覇がかかります。

2013宝塚記念のレース映像(ゴールドシップはピンク帽の10番)

2014宝塚記念のレース映像(ゴールドシップはピンク帽の11番)


女性ファンに聞いた、ゴールドシップの魅力

3連覇を目指して宝塚記念に向かうゴールドシップ。実は、この人気者を語る上で興味深いことがあります。それは、女性の熱狂的ファンが多いということ。実際、「ゴールドシップのレースを見に行くときは、全身が汗ばんでしまう」、「ゴールドシップの握手会を開いて欲しい」という女性もいました。

確かに個性的で魅力のあるゴールドシップですが、ここまで女性ファンが多いのは意外。いったいなぜ、女性たちはゴールドシップに魅せられるのでしょうか。

その答えを知るべく、ゴールドシップファンを名乗る女性たちに調査。すると、好きな理由として以下の答えが返ってきました。

「目がキュルンと丸くて、体も白くて可愛い。その見た目が好きになってネットでいろいろ調べてみると、とんでもない暴れん坊だと分かった。でも、そのギャップがいい。今ではビジュアルより性格に惹かれている」

「他馬を威嚇したり、レース後の口取り式(※優勝馬の記念撮影)で暴れたり、スタートのゲートに入るのを拒んだり……。好き勝手やるのに、キメるときはカッコよくキメるところ」

「いつも乱暴な雰囲気なのに、世話をしてくれる今浪厩務員にはこっそり甘えているところ。インタビュー記事を読んで知ったのだけど、あんなにヤンチャなのに、きちんと相思相愛であることが伝わってくるのがいい」

「急に走らなくなったり、暴れたりと危なっかしい印象を受ける。毎回レースの前はドキドキが止まらない。そこに母性本能をくすぐられるのか、『応援しなくちゃ!』となる。だからこそ、ちゃんと走ってくれると感動してしまう」

実際はもっと熱いテンションで熱弁されたですが、そのままでは載せられないので加工しました。とりあえず、ゴールドシップを愛している女性は、皆さん本気です。こちらが後ずさりするくらいの興奮度でした。

そして、これを読んで気づいたことがあります。もしもゴールドシップが男性として出現したら、かなりおモテになるかもしれないということです。

ビジュアルを超える“中身”の魅力。マイペースでやりたい放題なのに、いざというときは二枚目。普段はツンツンなのに、2人のときにこっそり甘える。しかもツンとデレの割合は、ツンツンツンツンツンツンデレくらい。そして、あの危なっかしさが母性本能をくすぐって、会いたい気持ちを増幅させてしまう。その結果、気づいたら西野カナを聞いている。これはモテるでしょう。

……いや、ちょっと待ってください。とはいえ、もしもあの暴れん坊と付き合ったら、やはり地獄を見るのは必須。ツンが強烈すぎます。なので、やはり遠くから眺めているのがベストでしょうか。

いずれにせよ、競馬史に残る個性派、そして人気者がゴールドシップなのです。ということで、もしよろしければ今週日曜の宝塚記念をご覧ください。15時40分スタートです。

なお、今回のように大きな注目を集めたとき、ゴールドシップは強力な「ツン」を発揮して、ヤル気にならない可能性もあります。それも含めて、この人気者に注目してもらえればと思います。

(リンク)
ゴールドシップ|競走馬データ-netkeiba.com
2015宝塚記念|出走馬情報-netkeiba.com





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