SUZUKI(スズキ)/スズキ

新型アルト・ラパン試乗 女性に人気のワケは?(2ページ目)

3代目にスイッチした新型アルト・ラパンは、新しいアルトと同じプラットフォームを使い、キュートな内・外装やカラーリングだけでなく、燃費や走りなど、クルマとしての性能を磨き上げたモデル。かわいいだけではない存在に仕上がっているが、その魅力とは?

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

「まる しかくい」デザイン

スズキ・アルト・ラパン

ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1525mmで、25mm背が高くなっている。テールランプもヘッドライト同様に丸型で、シンプルな面構成ながら上質さが漂う


エクステリアはラパンらしく「四角」を基本フォルムとしながらも、角を丸くした「まる しかくい」というコンセプトがエクステリアだけでなく、インテリアにも採用。

ほかにも指輪をイメージしたヘッドランプやラパンおなじみの隠れラパンもあちこちに配されているし、何よりもボディカラーとインテリアコーディネイトへの力の入れ具合も半端ではなく、「G」と「L」グレードは8通り、「S」は12通り、「X」は24通りものボディカラーとインテリアカラーの組み合わせが用意されているから選ぶのも大変そう。

中でも「ホワイト」ルーフを選ぶと、「ボディカラー」と「ブラック」のモール部による3トーンカラーになるこだわりもユニーク。

ほかにも、音や表示で車両情報を教えてくれる機能も運転やメカに自信のない女性から歓迎されそう。

たとえば、アイドリングストップからエンジンが再始動する際には「まもなく再始動します」と丁寧に教えてくれるから、いきなりエンジンがかかって驚くこともない、そんな配慮からだそうだ。

次ページは、アルト・ラパンの運転のしやすさについて

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