視界良好で車両感覚もつかみやすい
女性が気軽に付き合えるという視点でいうと、運転のしやすさも欠かせない。インパネの高さを抑え、両サイドのウインドウ下端を下げることで、前方と左右の視界を向上させているが、背が高いハイト系ではないのに十分な視界が得られる。
シートリフターを上げていくと、ボンネットの先までは完全には見きれないものの、車両感覚もかなりつかみやすい設計になっている。
走りも新型アルト同様、新しいプラットフォームの恩恵で静かで、軽快感がある。高速道路での走行安定性も法定速度内なら十分といえるレベル。今回は後席に乗る機会はなかったが、少なくても前席は音や振動面も最新の軽自動車にふさわしい仕上がりで、乗り心地も良好に感じられた。
燃費も安全性も軽トップクラス級
コストとの兼ね合いから最新の「S-エネチャージ」ではなく、「エネチャージ」となるが、燃費も2WDのCVTで35.6km/Lと申し分ない。デザインやボディカラーからアルトではなく、アルト・ラパンを選ぶ。レーダーブレーキサポートなどの安全装備も標準だから娘に初めての軽自動車を購入する、なんてお父さんにもオススメできる一台だ。