SUZUKI(スズキ)/スズキ

新型アルト・ラパン試乗 女性に人気のワケは?

3代目にスイッチした新型アルト・ラパンは、新しいアルトと同じプラットフォームを使い、キュートな内・外装やカラーリングだけでなく、燃費や走りなど、クルマとしての性能を磨き上げたモデル。かわいいだけではない存在に仕上がっているが、その魅力とは?

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

ラパンのユーザーは9割が女性!

スズキ・アルト・ラパン

先代から120kgものダイエットにより、軽快な走りと低燃費を実現している。エンジンはアルトにも搭載されているR06A型で、NAエンジンのみ


3代目にスイッチした新型アルト・ラパン。先代ラパンのデータでは、9割が女性ユーザーで約6割が20~30代という若い女性だそう。なお、ラパンとはフランス語で「うさぎ」の意味。女性の「好き」をカタチにした、というコピーどおり、男性が乗るには抵抗があるほどキュートな内・外装になっている。

話は少し脱線するが、今でこそ男性も何の躊躇もなく軽自動車を指名する時代になったが、その昔は「男が軽に乗るなんて」という風潮は確かにあったと思う。

私が生まれ育って免許も取得した北関東の郊外では少なくともそうで、軽に乗っていくと「お袋のを借りてきたの?」なんて言われそうだった。そう思われないのはアルトワークスなど少数。

男性にも軽が「解放」されたのは、初代ワゴンRあたりからで、若い男性だけでなく世のお父さんも胸を張って乗れるそんなスタイリングだった。思い起こすと、昔から軽自動車は、女性が気軽につきあえる存在であることも重要なキーワードなのだ。

しかし、「かわいい」といわれる物やカタチも定番こそあれ、時代の流れで変わっていくはずで、新型アルト・ラパンは凝りも凝った、計算され尽くしたデザインやディテールが施されている。

次ページは、アルト・ラパンのインテリアとカラーについて

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