イスラムの断食月ラマダン。コタキナバルでは?

モスク

コタキナバルの市立モスク。ラマダン中のイスラム教徒は普段よりも熱心にモスク礼拝に通います。

イスラム暦の9番目の月「ラマダン」は断食月。ラマダンの約一ヶ月間、イスラム教徒は太陽の昇っている間の断食を行います。イスラム暦は月の満ち欠けに基づく太陰暦なので、ラマダンの日程は毎年ずれていくのですが、2015年は6/18から7/16の予定です。※

断食中のイスラム教徒は、食事だけでなく水もタバコもNG。ご旅行のタイミングが断食月と重なる場合、旅行者も食事が取れない?飲食店は閉まっちゃう?と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。

でも信教の自由が認められているマレーシア、そして非イスラム教徒も多いコタキナバルではその心配は無用。イスラム教徒以外は断食する必要はなく普段通りの生活を送っています。

イスラム教徒向けレストラン以外の飲食店、ホテル、スーパー、ショッピングセンター、観光施設などは通常営業。食べ物もお酒も普通にレストラン、スーパー、コンビニなどで売られています。

※2016年以降のラマダン日程は以下を参考にしてください。
Wikipedia 「ラマダーン」

夕方のお楽しみ、ラマダンバザール

バザール

ガヤストリート入口のラマダンバザール。この時期ならではの食べ物の屋台がずらっと並びます。

ラマダン期間中は日没後に食べるためのお持ち帰り用のお惣菜やお菓子を売るマーケットが市内各地に立ち並びます。ナシレマ、ミーゴレン、チキンウィング、ラクサ、ムルタバ、色とりどりのマレー菓子……美味しそうなものがいっぱい!だいたい午後3時頃から6時頃までの営業です。

コタキナバルの市街地エリアでは以下の二つのバザールがアクセスしやすくておすすめです。

・ガヤストリート入口
コタキナバル市役所の隣でホライズンホテルやマンダリンホテルの目の前。

・アジアシティ
シーフードで有名なスリスレラ・カンポンアイルの「双天」の裏とショッピングセンター「アジアシティコンプレックス」をつなぐ通りにバザールが立ちます。センターポイントからも歩いて5分。

ラマダンバザールではコタキナバルでは普段あまり見かけないマレー半島由来のマレー菓子やマレー料理も売られ、多彩なマレー料理を知るチャンス。この時期限定の夕方のバザールにぜひ足を運んでみましょう。

断食月限定、ホテルのラマダンビュッフェ

ラマダンビュッフェ

ラマダン気分が盛り上がる料理の数々とデコレーション。(写真提供:ミンガーデン・ホテル&レジデンス)

ラマダン期間中は各ホテルのレストランも毎夕の断食明けの営業に非常に力を入れています。お腹を空かせたお客さんが日没と同時にすぐ食事を取れるようにビュッフェスタイルが主流。

どのホテルもメニューに趣向を凝らしており、マレー料理はもちろんのこと、アラビア料理も楽しめたり、デザートにマレー菓子を取り揃えていたりと、普段のホテルビュッフェとは一味違ったものが楽しめます。お泊まりのホテルでラマダンビュッフェを開催していたら、この機会に試してみてはいかがでしょう。