スマホで実効速度を計測する
スマホによる計測は、インターネットの回線速度になるので、WG2600HPの実効速度とは言えない。ここでは、「WG2600HPとスマホを組み合わせると、どの程度の速度になるのか」と「環境によって速度がどう変わるか」に注目して見て頂きたい。
利用したスマホは、11acに対応したZenfone2。測定地点は以下の通りだ。
親機設置場所: 1階の書斎
A地点: 同じ部屋の中
B地点: 壁を隔てた隣室
C地点: もう1つ壁を隔てた地点
D地点: 障害物の多い2階。2階の床に床暖房パネル有り。
一挙に結果をグラフで掲載する。
スマホによる回線速度なのだが、C地点でも十分高速だと言える。隣室レベルであれば、同じ部屋での利用と体感的にほとんど変わらない。
D地点は、無線LANルータによっては、回線がつながらないこともある程の地点だが、一応利用できる速度となっている。特に、11acの電波は直進性が高いので障害物に弱い。そのため、D地点になると回線が切れてしまうこともある。しかし、遅くはなるが、回線が切れないのは、特筆に値すると言えよう。
このように、親機だけを導入しても相応の効果を期待できるのでおすすめだ。