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海のない埼玉県で唯一の水族館「さいたま水族館」(2ページ目)

さいたま水族館は県唯一の水族館として、県内に生息する水中生物の大半を飼育しています。館内は荒川を源流から下るように魚の種類が変化していきます。荒川の先には外来魚が待ち受け、希少魚コーナーには絶滅寸前の天然記念物が貴重な姿を見せてくれます。海のない埼玉県の水中生物が勢ぞろいする、さいたま水族館の魅力をお届けします。

大林 等

執筆者:大林 等

埼玉ガイド

希少魚コーナーの3つの宝

展示コーナーの最後に控えているのが、さいたま水族館の3つの宝ものです。

ムサシトミヨは、1960年代までは都内でも見られましたが、現在では熊谷市の元荒川上流に僅かに生き残るだけになりました。外敵に襲われたときに背ビレからトゲを出す特徴をもっています。

元荒川上流に僅かに生き残る県指定天然記念物「ムサシトミヨ」

元荒川上流に僅かに生き残る県指定天然記念物「ムサシトミヨ」


ミヤコタナゴは、明治時代に発見された固有種です。産卵期になるとオスは紫色から朱色の美しい婚姻色になります。国の天然記念物でもあり、県内からは絶滅した希少魚を大切に飼育しています。

県内では絶滅した国指定天然記念物「ミヤコタナゴ」

県内では絶滅した国指定天然記念物「ミヤコタナゴ」


最後の宝は、羽生市のイメージキャラクター「ムジナもん」です。ムジナモは浮遊性の水草ですが、食虫植物の仲間でもあります。かつては全国的に見られましたが、今では水族館に隣接する宝蔵寺沼のみで自生しています。

水族館に隣接する宝蔵寺沼のみで自生する国指定天然記念物「ムジナモ」

水族館に隣接する宝蔵寺沼のみで自生する国指定天然記念物「ムジナモ」


コイが泳ぐ池の横でフィッシュセラピー

展示館から外に出ると和風庭園があります。中心の庭池で彩り豊かなコイが自由に泳ぎまわる一方で、橋を隔てた池では体長1mを超えるチョウザメが悠然と泳いでいます。

数多くのコイが自由に泳ぎまわる庭池

数多くのコイが自由に泳ぎまわる庭池


池の傍らにはフィッシュセラピーのコーナーがあります。ドクターフィッシュに足の角質を食べてもらうのです。美肌になって満足する人の横で、くすぐったくて逃げ出す人もいるようです。

くすぐったいけどフィッシュセラピーに挑戦

くすぐったいけどフィッシュセラピーに挑戦


水と緑に溢れる水郷公園

水族館の正面には水郷公園が広がります。園内には水生植物園、水鳥の池など水を活かした施設が整備されています。緑溢れる園内を歩くとハイキング気分です。広大なエリアにはバーベキュー場、わんぱく広場などの娯楽設備も完備しています。

静けさが漂う水生植物園

静けさが漂う水生植物園

キャンプ気分のバーベキュー場

キャンプ気分のバーベキュー場

大型遊具が設置されるわんぱく広場

大型遊具が設置されるわんぱく広場


埼玉県内唯一の水族館へのアクセス

さいたま水族館は県内唯一の水族館なのですが、アクセスに若干の難点があります。車であれば駐車場も広く何も問題ありません。ところが、電車の駅で距離的に最も近い東武羽生駅からの路線バスがないのです。電車の場合は加須駅で下車し、市商工会館で無料貸出しているレンタサイクルを利用するのがいいでしょう。

【さいたま水族館】
住所:埼玉県羽生市三田ヶ谷751-1
TEL:048-565-1010
ホームページ:http://www.parks.or.jp/suizokukan/index.htm
詳細はさいたま水族館公式ホームページを確認

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