生姜香草湯(しょうがこうそうとう):冬向け
肩こりや冷えがつらいタイプにも
ジンジャーオレンジの温まる香り。1包タイプ25g 190円/多包タイプ10包入 1,800円(ともに税抜)
生姜を家庭の入浴料として使用する場合、入れすぎて肌を荒らしたり、香りが好みでなかったりと意外と難しいのですが、柚子、オレンジ、マンダリンなどの柑橘系の香りがブレンドされていることもあって、ほっこりと包まれるような香りで、ゆっくり浸かるととじんわり汗をかいてくるのが実感できます。
生薬配合風呂アクティブスパα(医薬部外品)
漢方マニアや、薬用で温浴効果を高めたいタイプにも
深緑色でゆったり心身をときほぐす。30g10包入り 1,800円(税抜)
ウイキョウはカラダを温め痛みを止める働きがあります。別名をフェンネルといい、胃に作用し消化促進によいので、インド料理屋などにいくとお口直しでいただくこともあるでしょう。シャクヤクは肝の機能を高め、鎮痛や抗炎症作用があり、ショウキョウは冬の入浴料で述べたように風邪対策によく、トウラガシは外用薬で神経痛などにも用いられます。
これらのハーブがあわさることで、温浴効果がアップし、発汗と血行が促進されるわけですが、小袋もまさに漢方薬のよう!ちなみにこの袋は破らず、軽くもんでそのままお湯に溶かしましょう。
アユーラ的オススメ入浴法
最後に心とカラダに良循環をもたらす入浴法を教えていただきました。アユーラではこれを「体流浴」と提案していて、薬用入浴剤を入れる際のアドバイスではありますが、せっかくなのでサイト用にコンパクトにまとめて紹介いたします。季節の入浴料シリーズやそれ以外でも応用できますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。- 38~40℃のぬるめのお湯に入浴料をとかし、胸から下だけを20分ほど半身浴する。寒く感じる場合は乾いたタオルを肩にかける
- お湯につかりながら、手のひらをていねいに揉みほぐす。血行が良くなるのを実感する
- 額、首すじ、胸もとなどからじっくり汗が吹き出るのを確認する
- 湯ぶねで大きく呼吸をする。この際、吐く息は吸う息の2倍くらいの長さでゆっくりとすると副交感神経を刺激し、気分もリラックスする
- 汗で失った水分を、入浴後ミネラルウォーターなどの良質な水分で補う