対話することの重要性

マネジメントにおいて、職場でのストレスや業務非効率の原因が、コミュニケーション不足にあるという場合が少なくありません。コミュニケーションを円滑に進めることは、どの会社や部署にとっても大きな課題でしょう。なかなかやっかいではありますが、多くの場合、実はちょっとしたきっかけで解決することができます。それは「対話する」ということ。そんなの当たり前すぎる、という方もいるかもしれませんが、あなどるなかれ。とはいえいきなり「対話しましょう」というのも仰々しいですよね。そこで取り入れたいのが「対話するトランプ」です。

 

過去の反省から生まれたコミュニケーションツール


解説

コミュニケーションが驚くほど活性化する「対話するトランプ」

「対話するトランプ」の考案者は、人事コンサルタントで株式会社CCO代表の石山喜章氏。石山氏はライブドアの立ち上げメンバーで、新規事業企画を担当していました。そのうちに企業買収等により事業規模が急速に拡大し、グループ内の人事面にも携わるように。そうしたなか、成長につれて組織内コミュニケーションの欠如が人材不活性化を招いていると身を以って経験するに至ります。そこで組織運営における個々の円滑なコミュニケーションの重要性を認識したと言います。

そして人事コンサルタントとして独立後、それまでの経験とノウハウを活かして、いかなるチームやグループにおいても容易に活用できるコミュニケーション活性化ツールを作ろうと、開発したのがこのトランプです。
「対話するトランプ」は、普通のトランプではありません。正確には、トランプサイズのカード50枚からなるカードゲームです。各カードには、数字ではなく、単語が書かれています。単語は、「人」「場所」「時」「事」「関係」「MIND」「問」7つのジャンル各7枚計49枚と、ジョーカーにあたる「可能性0/∞」です。

具体的に書かれているのは、「人」には「友人・知人」「母」など、「場所」には「家庭」「世界」など、「時」には「学生時代」「これから」など、「事」には「出会い」「別れ」など、「関係」には「好き」「特別」など、「MIND」には「行動」「表情」など、そして「問」には「なぜ」「もし」などの言葉です。カードゲームのやり方はいくつかあるのですが、ここではもっともポピュラーな使用法を紹介します。