人を好きになると、どうして苦しくなるの?
人を好きになると苦しくなるのはなぜ?
恋すると心が苦しくなるものですよね。
でも、人を好きになることは素敵なことなのに、どうして苦しくなるのでしょうか?
ある方が、こういうことをおっしゃったんです。
「人を好きになると、相手が自分をどんな風に思っているのかが気になる。でも、そんなときは、自分が主体ではなく、相手を主体にしてしまうから、心が不安定になり、苦しくなる。
それはもう、“恋の病(やまい)”だ」と。
人を好きになったら、「相手に好かれたい!」というのは、誰もが願うことです。
でも、相手の一挙一動に反応したり、言葉の裏を必死に考えたりしてしまうのは、答えの分からないクイズにうんうん唸って考えているようなものです(※しかも、ループばかりする)。
正常な精神のときはそんな答えの出ないクイズに悩まむようなことはしないから…まさに“病”ですね(笑)。
さらに、相手に好かれたくて、相手に合わせすぎて、自分を見失ってしまうこともあります。
結局、自分らしさを失うと、人は自分の在り方に納得できなくなるから、苦しくもなってきます。たとえ意中の相手から好かれたとしても、「“本当の自分”を好きでいてくれるわけではない」と悩んでしまいますしね。
<目次>
人を好きになって苦しくなった時の対処法
自分が自分を愛することから始めよう!
先ほどは、恋をしたら、自分が主体ではなくなるから苦しくなることを説明しました。
つまり、恋した時こそ、「自分の軸を持つ」ことが重要なのです。
「自分の軸を持つ」ためにした方がいいことは、この2つです。
・相手が自分をどう思っているか?ではなく、自分が相手を愛せるようになる。
・自分が自分の魅力をきちんと信じられるようになる。
1つずつ説明します。
まずは自分が相手を愛せるようになる
人を好きになると、相手に好かれることばかり考えがちです。でも、それよりもまずは、自分が相手を愛せるようになることが大切です。愛する人ほど、愛されるものだからです。例えば、好きな人がいる人は、「相手に好かれたい」と思って行動をしがちです。でも、催眠術師でもない限り、自分以外の人の気持ちをコントロールすることなどできません。
そんな“できないこと”をしようとするから、ますます苦しくなるのです。
そんなときは、「相手を喜ばせる行為」にシフトしていきましょう。
「相手に好かれるための行為」は自分のための行動(=自己愛)ですが、「相手を喜ばせる行為」であれば、そこには“相手への愛”があります。
好きな人が喜んだ顔を見るのはうれしいものですよね。そんなときに人は、心に愛が増え、幸せな気持ちになります。
さらに、そんなことをやり続けていると、結果的に相手から好かれることもあるのです。つまり、いいことが多いのです。
ただし、ここで注意点があります。相手が喜ばなかったときに必要以上に怒ったり、悲しんでしまったりする場合は、単に見返りを求めているだけなので、相手を愛しているわけではありません。「相手を喜ばせる行為」は、自分がやりたいからする、くらいがいいのです。
だからこそ、「相手が」ではなく、まずは「自分が」相手を愛せるようになりましょう。それが「自分主体になる」ということです。
自分の魅力をきちんと信じられるようになる
自分の魅力を信じよう!
自分の魅力を信じられるようになるために必要なのは、「自分が信頼できる自分になる」ことです。
巷には恋愛テクニックは色々ありますが、これらの多くは素敵な人のフリをするものであり、実際に素敵な人になっているわけではありません。
そんな偽るようなことをしていては、自分も自分を信じられないし、いつかボロがでますよ?
結局は、自分の内側に、愛情、優しさ、正義といったものを増やしていく方法で、自分をより信じられるようになるしかありません。
そういったものを増やしていくと、周りの評価にむしろ振り回されなくなります。
極端なことを言うと、たとえその意中の彼に好かれなかったとしても、「見る目がないんだわ!」と思えるようにもなるでしょう。
そのときには、もっと人の見る目が深くなり、さらに素敵な人と恋ができますよ!
テクニックよりもメンタルが大事!
自分の心の在り方が、言葉や態度に表れます。だからこそ、テクニックを使って取り繕うのではなく、心を磨き、“自分が信じられる自分”になることが大事なのです。逆を言えば、自分すら信じられない人を、誰が信じてくれるのでしょうか?さらに、自分すら愛せない人を、誰が愛してくれるのでしょうか?
まずは自分が自分の一番の味方となって、信じ、愛せるようになりたいものですね。
相手よりも、まずは「自分を愛する」ことが大事!
好きな人ができたときこそ、自分の軸を大切に!
人を愛するために大切なのは、まずは「自分を愛する」ことです。
結局、自分を信じ、愛することができない人は、人のことを信じたり、愛したりすることができません。
そこまで心に余裕がなく、愛が足りない状態だからです。だからこそ、相手に愛を与えるよりも、求める(=自己愛)ようになってしまうのです。
つまり、人を愛するためにも、まずは世界で一番大切な存在である「自分」に対して、本当の愛を与えられるようになることが大事なのです。
自分を信じ、愛し、さらに人を信じて、愛せるようになると、自分が主体となります。
そうすると、もう相手を主体にして考えようとしなくなるので、心の不安感はだいぶなくなるでしょう。
好きな人ができたときこそ、「自分の軸を失わない」ことが大事。自分の魅力を信じましょうね。
あなたの恋がうまくいきますように!
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