◆その2 予習をしておく
パンフレットを読んでおくだけでも違う
「えーっと題目だけは覚えてきたけれど、どんなお話かはちょっと……」
初心者でこうなると、睡眠注意報がピーポー鳴りそうです。歌舞伎は他の演劇と違って、どんなお話なのか、見所はなんだろうか、少しでもいいので調べておくとずっと面白さが違います。始まる前にパンフレットを見るだけでも良いので、予習をしておいてくださいね。そうすれば、眠気も退散! するかもしれません。
◆その3 薄着になれる服
劇場の席によっても空調の効き具合は違いますが、ガイドの感触では、寒いより、暑いことのほうが多いです。ですから冬でも薄着1枚になれるような格好でいきます。暑いとどうしてもぼーっとしてきますね。荷物はロッカーにあずけ、ゆったりとした服装、楽な気持ちで観劇に集中できるようにします。
◆その4 アメをなめる
くまどりを模したかわいいアメ
セロハンなどで包んでいるものではない商品のほうがいいですね。音は周りに迷惑です。
くまどり飴は、箱に入っていて、ひとつずつ取り出せます。
ガイドはその甘すぎない味がお気に入りです。ひと箱買うと、たくさんはいっているので、かなりもちます。何個かジップロックに入れて観劇のお供に。
◆その5 眠気予防のツボを押す
体を動かすこともままならない座席の中ですが、ツボを押すことならできます。眠気を覚ますツボならこっそり押していても、ほかに迷惑もかかりませんね!
目頭と鼻の付け根の間にある睛明(せいめい)や、中指の人差し指側の爪の生え際から3ミリほど外側にある中衝(ちゅうしょう)を親指と人差し指で挟んで揉むようにしてみると、少し眠気が覚めるようです。
◆その6 飲み物はペットボトルで
コーヒーなど、売店で買うこともできますが、置く場所がないのでガイドは水筒やペットボトルで水を持っていきます。舞台をみていて急に咳き込んだりするときの予防対策にも気軽に飲める水が助かります。ただし、レジ袋はNGです。意外とガサガサと大きな音がします。
◆その7 眠気予防の清涼飲料水も利用
強い味方だが、1日1本が限度
水の他、眠気予防の清涼飲料水を飲むこともあります。ガイドのお気に入りは眠眠打破です。4時間あまりの長丁場。途中に食事も入る場合、一体いつ飲めば効果的なのでしょうか。ガイドの場合、お昼前に飲んでもあとに飲んでも眠くなるときは眠くなりますし、パッと霧が晴れたように眠気が覚めることもあります。ちなみに過剰摂取はよろしくないとのことなので、1本以上は飲みません。
いつ飲めば効果的なのか、株式会社ノエビアに問い合わせてみました。
「薬ではないので、この時間に飲めば眠くならないということはありません。個人差もありますので、どのタイミングで飲めばよいかどうかはお答えできません」とのことでした。
その日の自分の体調に合わせて、すぐ飲むのか、食後に飲むのか、臨機応変に決めたいですね。
「睡眠の質が悪いと睡眠時間を十分とっていても眠くなってしまいます」ともお話いただきましたので、前日の夜はゆったりとした気持ちで早めに寝られるといいですね。
細々としたチョイ技を並べてみましたが、眠くなったら思い出して試してみてください。楽しく観劇できることをお祈りしています♪