桜を愛でるバルコニーと2つの個室
1. バルコニーの広さは約2.7帖。天井と西側と南側が開いている。 |
2. 家事室の広さは約2帖。造り付けの棚で食品庫としても使っている。扉を閉めれば冷蔵庫を隠せるようになっている。写真:石田 篤 |
3. 1階の南西の角部屋は広さ1.7帖のアトリエ。写真:石田 篤 |
リビングの奥の一番陽当たりの良い場所に、物干し場を兼ねたバルコニーがあります。ここはもうひとつの花見のスポットで、リビングで寛ぎながら桜を愛でることができます。
キッチンの隣に置かれた冷蔵庫の奥が家事室になっていますが、ここの小さな窓からも桜を眺められます。
また、1階の洗面所の奥には隠し部屋のような小さなアトリエがあり、細かい手仕事が大好きなご主人のホビールームとして活用されています。
外見は閉じられた黒い大きな箱のような印象のSさんのお宅ですが、プライバシーを保ちながら、吹抜けや大きなワンルームや抜けのある開口を設けるなどのアイデアを駆使して、暮らしやすい開放的な空間を実現させています。
◆建築データと建築家プロフィール