浮世絵にも描かれた景勝『秋谷の立石』
海辺の国道沿いを「城ヶ島 三崎」方面に300mほど歩いて行くと、安藤広重の浮世絵にも描かれた景勝『秋谷の立石』が見えてきます。富士山の見える晩秋から冬にかけては、カメラマンの人気撮影スポットになるそうです。「かながわの景勝50選」にも選ばれている景勝『秋谷の立石』
打ち寄せる波が、豪快に岩にあたり、飛沫(しぶき)をあげる。数千万年にもおよぶ、その繰り返しがこのような奇景を生み出したのだと、果てしない時の流れに思いを馳せながらシャッターを切ります。
近代的なビルが立ち並び、まるで未来都市のような湘南国際村から、『子安観音』に代表される、山懐に抱かれて眠るような優しい雰囲気の子安の里へ。そして、最後は、荒々しい波飛沫が舞う秋谷の海岸線にたどり着く。
どうしても軍港のイメージが強い横須賀ですが、こんなにもバラエティー豊かな散歩道が楽しめる奥深い街であることを、今回の旅で発見しました。帰りは、「立石」バス停から、「逗子」駅行きのバスが本数多く出ています。
今回、歩いたコースの地図です(クリックすると拡大表示します)。
ガイドについては、下記へお問い合わせください。
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