あなたの呼吸は口呼吸?鼻呼吸?

意外と多い口を開けて寝ている子ども

意外と多い口を開けて寝ている子ども

「酸素を取りこみ、二酸化炭素を出す」生きるためにとっても大事な呼吸という行為は、あまりに自然すぎてやり方を意識する人は少ないかもしれません。
でも実は、口呼吸の人が増えている現在。それが子どもの潜在能力を引き出す邪魔をしている可能性があることをご存知ですか?

 

現代人はストレスが原因で口呼吸になることも

子どもに限ったことではないのですが、最近は口呼吸の人が増えています。口呼吸は手っ取り早く酸素を吸い込むためにはよいのですが、どうしても浅い呼吸になってしまいがち。浅い呼吸だと酸素は肺の一部までしか送られず、酸素を体全体の細胞1つ1つにまで取りこめないのです。もちろんそれでは、脳にも酸素が巡りきりません。

病気以外で呼吸が浅くなる原因としては、忙しさや人間関係などの精神的ストレスが多いようです。残念ながら、ストレスフルな現代社会の影響は子どもにまで及んでいます。他にも、体のゆがみや悪い姿勢も浅い呼吸の一因に。


子どもに多い口呼吸の原因

お子さんの普段の呼吸が口呼吸になっていることはありませんか?特に気になるのは睡眠中。風邪などで鼻がつまっているわけでもないのに口が開いていることや、テレビなどに集中すると口がぽかんと空いてしまう口呼吸です。

子どもの口呼吸は、離乳が早かったり、乳児の時の鼻づまりが原因で鼻呼吸の習慣がつかなかったということが原因になることも。また、歯のかみ合わせが原因で口が開いてしま起こることもあるそうです。


口呼吸や浅い呼吸のデメリット

口から肺に入り込むウィルス!

口から肺に入り込むウィルス!

■1 免疫力の低下
口から排気ガスやほこり、ウィルスなどが入ってしまうため、免疫力が低下して風邪を引きやすくなったり、アレルギー症状の原因になることもります。

■2 口臭・歯周病
口の中が乾燥するので虫歯になりやすく、口臭、歯周病の原因にも。また、常に口が開いていると顔の筋力がゆるみ、しまりのない顔になってしまいます。

■3 疲労感の増加、集中力の低下
浅い呼吸だと酸素をたくさん取り込めないため、疲れやすく、集中力が低下します。自律神経のバランスが崩れやすく、ストレス関連の病気も引き起こしやすくなります。

■4 その他、筋肉や臓器への影響
また、浅い呼吸は横隔膜を有効に使えていないため、肩や首の筋肉を余計に使います。そこから肩や首が凝り、さらには背骨のゆがみにつながり、胃などの内臓や肋骨の下垂まで引き起こすこともあるそうです。すると胃酸分泌も悪くなり、栄養吸収率が低下。他にも、血行・代謝が落ちて、むくみや便秘も……。

口呼吸をしてるだけでこんな悪影響があるとしたら、鼻呼吸に変えるように心がけたいですね。

次ページでは、「正しい鼻呼吸のやり方」を紹介します。