ダイエットレシピ/ダイエットレシピ関連情報

ダイエットメニューの考え方と摂りたい栄養素(2ページ目)

日々の食生活を、無理なく少しずつ改善することで、ゆっくりだけれど、キレイな体を手に入れる。そんな、等身大ダイエットのコツをご紹介。無理なく健康的にダイエットを続けるための献立や、食材選びのポイントをまとめました。

大槻 美菜

執筆者:大槻 美菜

ダイエットレシピガイド


ポイント3 お肉は、種類や部位を使い分けて

ダイエット中も、お肉を上手に取り入れて

ダイエット中も、お肉を上手に取り入れて

ダイエットをするときに真っ先に断ってしまいがちな食品といえば、肉類。けれども完全に断ってしまうのは、体のために良いとは言えません。ですので、なるべく正しい知識を持って、肉の種類を使い分けることをおすすめします。

まず、牛肉、豚肉、鶏肉の中で、どれが最もカロリーが高いか、ということは、一概には言えません。どの部位を食べるか、皮まで食べるか、どういう調理で食べるか、などによって異なるからです。豚が良い、牛はダメ、という発想ではなく、それぞれに食べ方や使い方を工夫してみましょう!


ポイント4 牛肉なら「赤肉」、鶏肉なら「むね肉」

例えば、牛肉では、バラ肉は圧倒的にカロリーが高くなります。次いで、脂身つきの各部位は以下のような順番です。

サーロイン > 肩ロース > ランプ > もも

これが赤肉部分だけだと、以下のような順番に変わります。

肩ロース > もも > サーロイン > ランプ

つまり、サーロインも、脂身をよけて食べれば、比較的カロリーをおさえられるということになります。また、ランプは、いずれにせよカロリーが低めでおすすめです。ひき肉は、ランプの脂身つきと、ヒレ肉はランプの赤肉と、ほぼ同等のカロリーです。

また、鶏肉の中では、ささみがヘルシーな印象がありますが、実は、むね肉も同じくらいヘルシーです。鶏肉を食べたいときにささみばかりを使うのではなく、むね肉も上手に取り入れてみてください。調理の幅が広がりますよ。さらに同じ鶏の中でも、若鶏はカロリーが少しだけ低くなっていますので、若鶏肉を選ぶのも、ちょっとした工夫になりますね。


ポイント5 お肉のビタミンで代謝をUP!

肉類の栄養成分は、種類によって異なります。例えば、豚肉にはビタミンB1が非常に豊富に含まれています。ビタミンB1は、エネルギー代謝や糖質代謝に関わるビタミンで、摂取した糖質などを、エネルギーに変換するのに役立ってくれます。また、鶏のもも肉には、ビタミンB2が多く含まれています。ビタミンB2は、脂質の代謝に関わるビタミンです。

ダイエットは、カロリーを減らすだけではなく、体内の代謝を上げることで、効率よく健康的に、取り組むことができます。ですので、お肉を完全に断ってしまうのではなく、適度に取り入れてみると良いでしょう。


続いて、ダイエットに欠かせない野菜の摂り方をご紹介します!>>

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