ポイント3 お肉は、種類や部位を使い分けて
ダイエット中も、お肉を上手に取り入れて
まず、牛肉、豚肉、鶏肉の中で、どれが最もカロリーが高いか、ということは、一概には言えません。どの部位を食べるか、皮まで食べるか、どういう調理で食べるか、などによって異なるからです。豚が良い、牛はダメ、という発想ではなく、それぞれに食べ方や使い方を工夫してみましょう!
ポイント4 牛肉なら「赤肉」、鶏肉なら「むね肉」
例えば、牛肉では、バラ肉は圧倒的にカロリーが高くなります。次いで、脂身つきの各部位は以下のような順番です。サーロイン > 肩ロース > ランプ > もも
これが赤肉部分だけだと、以下のような順番に変わります。
肩ロース > もも > サーロイン > ランプ
つまり、サーロインも、脂身をよけて食べれば、比較的カロリーをおさえられるということになります。また、ランプは、いずれにせよカロリーが低めでおすすめです。ひき肉は、ランプの脂身つきと、ヒレ肉はランプの赤肉と、ほぼ同等のカロリーです。
また、鶏肉の中では、ささみがヘルシーな印象がありますが、実は、むね肉も同じくらいヘルシーです。鶏肉を食べたいときにささみばかりを使うのではなく、むね肉も上手に取り入れてみてください。調理の幅が広がりますよ。さらに同じ鶏の中でも、若鶏はカロリーが少しだけ低くなっていますので、若鶏肉を選ぶのも、ちょっとした工夫になりますね。
ポイント5 お肉のビタミンで代謝をUP!
肉類の栄養成分は、種類によって異なります。例えば、豚肉にはビタミンB1が非常に豊富に含まれています。ビタミンB1は、エネルギー代謝や糖質代謝に関わるビタミンで、摂取した糖質などを、エネルギーに変換するのに役立ってくれます。また、鶏のもも肉には、ビタミンB2が多く含まれています。ビタミンB2は、脂質の代謝に関わるビタミンです。ダイエットは、カロリーを減らすだけではなく、体内の代謝を上げることで、効率よく健康的に、取り組むことができます。ですので、お肉を完全に断ってしまうのではなく、適度に取り入れてみると良いでしょう。
続いて、ダイエットに欠かせない野菜の摂り方をご紹介します!>>