コーラ代10ドルちょうだい
ガイド:ジンバブエの治安はどんな感じでした? 怖いこととかはなかったの?
ぽらこ:
今回は特に危険なコトはなかったです。むしろ欧米の都心部の方が危険な気がします。さすがに夜遅くは出歩かないように言われたので、21、22時以降は出ないようにしましたが。聞いた話だと、ジンバブエの刑務所は尋常じゃないくらい厳しいそうで、それで犯罪率が低いらしいと聞きました。また、元々落ち着いた勤勉な人が多いらしく、識字率も90%くらいと高く、ハイパーインフレになる前は先進国並に豊かだったらしいですし。
でも、危険ということではないですが、やっぱり今はまだ経済が不安定で外国人はお金があるように見えるのか、「飲みに行こうよ(おごって)」と声かけてくる人がいたり、動画にもありますが「コーラ代10ドルちょうだい」とねだられたり、空港で預けたスーツケースに開けられた形跡があったりということはありました。
ガイド:
スーツケースからは、何も盗られなかったの?
ぽらこ:
大丈夫でした(笑)。最初セキュリティチェックのために開けられたのかと思ったんですけど、どうやら違うようでした。スーツケースはちょっとショックでしたが、鍵をしていなかった私もうっかりすぎましたよね。鍵を壊してまで開けるという事はないみたいです。あと、夕食の帰りに歩いて帰るには時間が遅かったので、レストランの人にタクシーを呼んでほしいと頼んだところ、店員さんが自分の車を回してきてくれて、すっごいビックリしました。ちゃんとホテルに送ってくれるのか結構心配しましたが、普通にタクシーのように送ってくれました(笑)。金額も通常のタクシー料金と同じ相場で。治安面で一番ドキドキしたのはこれくらいですかね。
ジンバブエって色々と形式化されていないのかそういう文化なのか、結構自由なんですよね。シャトルバスもバス停じゃなくて降りたいところで降ろしてくれたり、交渉次第で寄りたいところに寄ってくれたりとか、ホテルの支配人がマイカーでタクシー代わりに空港まで迎えに来てくれたりとか融通が効くんです。だから運悪く悪い人に当たってしまったら、危険な目にも遭いうるんでしょうけど、基本ピュアでフレンドリーで紳士な優しい方が多かった印象でした。
とにかく歩いているだけで見知らぬたくさんの人に話しかけられて、中には「これ買って!これ買って!」と商売の営業の人も多いですけど、そういう人も買うと自己紹介してきてくれたり、他は普通に「ジンバブエ楽しんでる?」みたいな雑談で話しかけてくれる人もものすごく多かったです。