「ステーションツインタワーズ糀谷」概要と販売結果
「糀谷」駅は、「京急蒲田」駅から羽田空港へ向かう「京急空港線」沿線上の駅である。「京急蒲田」駅からひと駅。「こうじや」と読む。現在、その駅前が工事中で、分譲マンションが2棟出来る予定。「ステーションツインタワーズ糀谷」総戸数335戸(<フロントウエスト>286戸、<フロントイースト>67戸)。地権者住戸(非分譲)149戸を含む。分譲主は不燃建築公社と旭化成不動産レジデンスである。第1期1次83戸、2次8戸の販売をすでに終えている。全戸登録、売れ行きは順調のようだ。
登録者は30代(30%)、40代(20%)が中心。家族数は2人(50%)、3人(25%)。会社員(50%)、会社役員(20%)、公務員(10%)。居住エリアは70%が大田区であり、狭域集客プロジェクトに位置付けられる。分譲坪単価は@約290万円である。
駅前再開発ならではの魅力
前回記事「ブリリアタワー目黒」で再開発の値付けに触れたが、ここでも同様の傾向が見て取れる。訪日観光客急増で羽田空港国際化がますます注目されるとはいえ、支線で@290万円は驚いた。駅前再開発プロジェクトにおいては、相場観のリセットが必要かもしれない。販売センターは「京急蒲田」駅前ビルの6、7階を使用している。6階に設置された模型を見ると、駅前ならではの利便が想像できた。2棟の間には「ふれあいの駅前広場」を設け(画像参照)、バスやタクシーの停車するロータリーが出来上がる。駅改札を出ると目の前に広がる空間だ。
「フロントウエスト」の1階部分にはスーパー「マルエツ」が、「フロントイースト」にはコンビニエンスストアが入居。マンションの共用部としては「フロントウエスト」に集会室、多目的室、ゲストルーム、コモンテラスを。「フロントイースト」には多目的室を用意。双方管理組合は別だが、共用施設はお互いに利用可。マンションの敷地面積は2棟合わせて5,357.23平米。再開発総面積は約13,000平米であることから、いかに道路や空地にゆとりをもたせているかが伺える。
再開発や建て替えに特化
事業主の1社である「旭化成不動産レジデンス」はマンション建て替えや再開発プロジェクトにおける分譲事業に特化したデベロッパーとして知られている。これまでの実績では、2棟のマンションを1棟に集約して建て替えた「アトラスタワー六本木」、駅前再開発としては「中目黒アトラスタワー」、「アトラスタワー茗荷谷」などがある。マンションの建て替え事業に関しては、同社内に「マンション建替え研究所」を設置し、様々なアンケート結果や法改正の内容などをメディア向けにリリース、勉強会なども開催している。
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