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なぜ、「自分にぴったりの相手」と出会えないのか

恋をしたいと願い努力しながらも、なかなか、自分に合う相手と出会えないという人は多いもの。男性と女性の声をもとに、なぜ、思いがすれ違うのか考えてみました。

執筆者:吉戸 三貴

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「高望みをしているわけではありません。自分に合った人と出会いたいだけなんです」。恋愛の相談を受けたり、セミナーで参加者の方のお話を聞いたりすると、よく、この言葉が出てきます。多くの人がパートナーを探す努力をしているのに、なぜすれ違ってしまうのでしょうか。今回は、女性と男性それぞれの視点から、その原因について考えてみたいと思います。


女性の努力積み上げ方式が、評価されないことも

努力の積み重ね

積み重ねた努力が、知らず知らずのうちに相手を選ぶ目を厳しくしているのかも

恋が見つからないと悩む女性の多くが、よく口にする言葉が2つあります。それは、「これまで色々な努力をしてきた」、「それなりにモテた経験もある」というもの。どちらも、その通りのことが多く、皆さん、おしゃれで誠実な素敵な女性ばかりです。すぐにでも恋ができそうな彼女たちですが、話を聞いていくと、相手選びを難しくしている3つめの思いが出てくることがあります。それは「こんなに努力してきたのだから、相手にも相応のものを求めたいというもの。言語化はできなくても、無意識のうちにそう願っている女性は多いと感じます。料理にたとえるなら、「手間暇とコストをかけて作ったこだわりの一皿なのだから、食べさせる相手は選びたい」というイメージでしょうか。

そんな女性をどう思うか、彼女が途切れない男性に聞いてみると、「努力を加算して条件を厳しくするのは自由だけど、それで『出会いがない』って嘆くのはどうかしてる」とバッサリ。たしかに、選べば選ぶほど恋愛対象になる男性の数は減ってしまいます。彼は、「もちろん、その女性が積み重ねてきたものが魅力になることだってあるし、『彼女しかいない!』と思ったら、どんなに敷居が高くても頑張ってアプローチするけど、そこまでの出会いは滅多にない。普通は、もっとわかりやすい方が好印象だと思う。笑顔がかわいくてホッとするとか、そういうささいなこと」とも言います。

仕事に自分磨きにと頑張ってきて、知識を身に付け色々なことができるようになった女性からすると「そんな単純なことなの!?」とイラッとしてしまいそうですが、これまでの努力や歴史で自分をガチガチに固めすぎない、男性も独自の目線で自分を選んでいることを忘れない、というのは恋を探すうえでは大事なポイントかもしれません。

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