名古屋の観光・旅行/名古屋グルメ

名古屋の喫茶「西アサヒ」がゲストハウスとして復活!(2ページ目)

名古屋の老舗喫茶店「西アサヒ」がゲストハウスとして復活! 昭和7年にオープンして以来人気を博しながら平成25年から休業していましたが、4月1日に「喫茶、食堂、民宿。西アサヒ」としてリニューアルオープン。名物のたまごサンドももちろん復活!80年以上の歴史を持つ名物喫茶が名古屋観光の拠点になります。

大竹 敏之

執筆者:大竹 敏之

名古屋ガイド

格安で和テイスト&清潔感溢れるゲストハウス

2階は民宿=ゲストハウス。ベッド10台と5人まで宿泊できる個室が1室。共有できるリビングやシャワールーム、キッチン、洗濯機なども完備されています。
西アサヒ

2階のゲストハウス。宿泊はベッド3240円、個室2人11880円

西アサヒ

共有のリビングで宿泊者同士の交流も生まれそう


西アサヒ

和室には甲冑が!名古屋の人気ラジオDJで歴史オタクでもあるクリス・グレンさんからの開店祝いのプレゼントだそう。太っ腹すぎ(笑)

もともと店主の住居や従業員の寮として使われていたスペースで、床の間のある和室やトイレ床の小石タイルなど、昔ながらのしつらえを随所に残しつつ、清潔感ある空間にリノベーションされています。

築80余年の歴史の重み、和の雰囲気が感じられるので、外国人観光客にも喜ばれそうです。

「地元の人に愛されてきた、多くの人の思い出が詰まった場所なので、これからも地域の人と一緒に新しい西アサヒを作っていきたい」とオーナーの田尾大介さん。
西アサヒ

オーナーの田尾大介さん(中央)と料理長の村山豊さん(右)、女将の伊熊志保さん(左)
 

名古屋駅から近く、滞在型名古屋観光の新たな拠点に

場所は名古屋駅と名古屋城を結ぶ円頓寺(えんどうじ)商店街の一角。かつては名古屋でも屈指のにぎわいのあったアーケード街で、近年は若い店主らの飲食店などが増え、様々なイベントも行われるなど活気を取り戻しています。
西アサヒ

円頓寺商店街の新しい息吹を象徴するパリ祭。2013年に初開催し、食や雑貨など充実した出展者とアーティストのライブラインナップでいきなり大ブレイクを果たした。この他にも七夕まつりなど新旧の多彩なイベントがくり広げられる


名物喫茶だった西アサヒの復活は、懐かしさと新しさが融合する円頓寺らしさを象徴しています。同時に、ここに滞在して名古屋観光の拠点にするという楽しみ方・過ごし方も提案できることになりました。

名古屋駅にもほど近く近隣エリアへ足を延ばすのも便利。観光のシンボル、名古屋城は徒歩圏内。歴史ある商店街の中で地域の人たちともふれ合える。“都心の下町”に誕生した、長期滞在にも適した格安のゲストハウスは、名古屋観光の新しいスタイルをも生み出してくれそうです。

喫茶、食堂、民宿。西アサヒ
・ 住所:名古屋市西区那古野1-6-13
・ TEL052・551・6800
・ アクセス:名古屋駅より徒歩20分。地下鉄国際センター駅から徒歩5分
・ 喫茶・食堂営業 11:30~23:00(月・第3日休)
・ 宿泊:ベッド3240円、個室2人~1万1880円
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