「うどんや」だけど「酒場です」

ガイド・大竹が趣味と実益をかねて“いい感じ”の居酒屋を飲み歩く自腹メシシリーズ。今回は「うどんや太門」へ行ってきました。
太門

オープンは2012年7月。白いのれんに白い壁で一見、飲み屋には見えない


「ん?何でうどん屋?」とここで誰もが首をひねるかと思います。しかし、確かにうどん屋さんではありますが、呑んべがそそられる要素が詰まった店なのです。

まず目立たない裏通りという立地。しかも名古屋屈指のディープタウンである今池です。とはいえ地下鉄出口から徒歩1分。今池までは地下鉄で名古屋から10分、栄から5分と、ちょっと足を延ばすのも苦にならない距離にあります。

カウンター10席のみというのもレア感があって食指をそそられます。
太門

入口の扉には「酒場です」の貼り紙が


そしてメニュー構成。入り口の扉に「酒場です」と貼り紙がしてある通り、つまみ類やアルコールが充実していて、完全に“飲ませる”ラインナップ。うどんはもちろん必須ですが、〆の一杯という位置づけです。そばダイニングが東京を中心に流行りましたが、そばよりもうどんが大好きな名古屋人にとっては、このうどんダイニングとも言うべきスタイルはうれしい限りです。

10席のみで満席も必至。必ず予約を

席数が少ない上に人気の店なので行列ができることも多く、私も何度か満席であきらめたことも。この日は万全を期して予約を入れて入店しました。

白を基調とした内外装はちょっと美容院風でもありなかなかおしゃれ。ですが、カウンターテーブルなど木を効果的に配しているおかげか、決してクールではなく、清潔感があって何となくほっとする印象です。
太門

厨房をL字型のカウンターが囲むオープンキッチン。手打ちのライブ感に否が応にも期待が高まる


そして何より存在感を発揮しているのが中央にドン!と置かれた製麺機、そして麺打ち台。ここでは、目の前でうどんを打つ光景こそが酒の肴。期待が高まり、食欲もそそられます。