将棋ウォーズが凄い

もはや将棋ファンの常識となった感もある「将棋ウォーズ」。日本将棋連盟公認のネットを利用した大人気アプリだ。いきなりの私事で恐縮だが、ガイドは昭和35年生まれである。もちろん、生まれた時はパソコンどころか総天然色・カラーテレビもなかった。白黒テレビが家宝のように鎮座する時代なのである。

スマホどころか携帯だってない。固定電話も裕福な家庭の貴重品であり、普通の家庭には垂涎の的だった。そんなガイドには、中高年になって初遭遇した「アプリ」という言葉自体が、ちんぷんかんぷん、高い高いハードルを持つ迷宮でもあったのだ。

昭和世代の白黒テレビ

昭和世代の白黒テレビ

正直に言おう。だから私は怖かったのである。将棋ウォーズを使ってみたいのだが、インストールの段階で何かしでかしてしまうのではないか、うまく登録できたとしても対局中に何かをしくじってしまうのではないか。自己弁護を許していただけるなら、無理もないのである。振り返れば、ガイドは銭湯の縁台将棋でうちわパタパタのおじさん連中と将棋を楽しみ昭和を生きてきたのだ。

ネット将棋だのアプリ将棋だのの言葉には、エイリアンと同じ響きを感じてしまうのである。しかし、こと将棋となれば、そんな泣き言を言ってはいられない。ゴーフォーブロック、あたって砕けろの精神である。ガイドは挑んだ。

決死の思いで将棋ウォーズにID登録をしたのである。ご安心いただきたい。これは、結構簡単であった。いわゆるサクサク(この言葉が使用法を間違っていないことを祈る)である。ガイドのような「アプリって何」のおっさんでさえ、あたって砕けはしなかった。そんな私が辿り着いた「将棋ウォーズ・お得情報」をお届けしていきたい。

無料枠を広げる方法

大ヒット「将棋ウォーズ」

大ヒット「将棋ウォーズ」

将棋ウォーズは無料で利用できる。ただし、1日3局までである。これを越えると有料だ。もちろん日に3局もタダでできるなら、御の字、ありがたいことである。だが、休日の1日など、もっともっと対局したいという方もいるだろう。

しかし、アベノミクスの蚊帳の外、カードの残高寂しい限りという私のような愛棋家もいるはずだ。ご安心いただきたい。将棋ウォーズは、そんな方におススメの方法を用意していてくれた。1日何局でも無料という大盤振る舞いの方法である。ただし一人ではできない。将棋ウォーズに登録している将棋仲間を一人でもいいので誘っていただきたい。その上で仲間とIDを教え合っておく必要がある。そして、画面からマイページをクリックし……。

まずは友達登録

友達登録

友達登録

マイページを下方スクロールしていくと、図のような画面が出てくる。いわく「友達登録している」という文言である。そして入力部分に仲間のIDを打ち込み、検索ボタンをクリックする。画面が変わるので、「友達登録」をクリック。これだけのことである。

もちろん、仲間とお互いに同じ操作をしなければならない。一方的に友達登録ではいけない。たった、これで友達登録完了である。成功していれば、「友達登録している」の横に「(1)」と付いたはずである。これは友達登録が1名という意味で、ちなみに図は10名の友達登録者がいるということを表している。ここまで辿り着いた貴方は、すでに序盤を制したも同然である。さて、中盤に入っていこう。

仲間はうまくいっただろうか

自分はうまくできたものの、さて、仲間はうまくいっただろうか?「あいつも、白黒テレビ世代だしなあ……」これはまっとうな不安である。この点においても、ご安心あれ。将棋ウォーズはすぐれものである。上記画面からほんの少し下方スクロールすれば「友達登録されている」という文字が目に入る。

そう、仲間があなたのことをうまく登録できていれば、ここに、きちんと掲示されているのだ。かゆいところに手が届くアプリなのである。ここまで確認できれば、あなたは、すでに中盤戦も制している。さて、あとは終盤の寄せである。

そして友達対局

さて、いよいよ仲間との対戦、いわゆる「友達対局」だ。実は、この「友達対局」が何局指しても無料という大盤振る舞いのシステムなのだ。そのやり方も、将棋ウォーズには丁寧に書かれている。友達対局の方法は以下の通り。

  1. 友達対局したい人と相互に友達になる。
  2. 対局条件を選択する画面(3分切れ負けなどの選択)で、友達と対局ボタンを押して選択状態にする(ボタンの色が黄色になり、友達対局モードへ)。
  3. 友達も、2の設定を行う(10分や3分の条件も合わせる必要があります)。
  4. ある程度同時に対局開始ボタンを押して待つ。

研究もできる友達対局

クリックすれば過去戦も観戦できる

クリックすれば過去戦も観戦できる

友達登録しておくと、共同研究できる。図で、ガイドが黄色で囲った部分「友達の最近の対局」をクリックすると、友達の対局が再現できる。友達と他の人が行った対局も観戦できるのだ。これによって、友達と話すことができる。

「昨日の対局、仕掛けが早すぎたよね」
「ああ、もう一つ玉を囲ってから攻めるべきだった」

そんな会話ができるのだ。こうしてミニ共同研究会ができる。かように友達登録は棋力アップへの早道でもあるのだ。

サークルへとつながる友達登録

世界に広がる将棋仲間

世界に広がる将棋仲間

ガイドは日本将棋連盟「リンク将星会支部」に所属している。実際に、リンク将星会支部では、この友達登録を利用して月例でのネット練習会をやっている。住む場所の離れている仲間達で、いろんな手を互いに研究しあい、磨き合っているのだ。ネット練習会では、普通の練習ではできない思い切った戦法の研究もできる。というのも、この友達対局は将棋ウォーズでのステイタスとなる段級位に関わるポイントの増減がないからだ。気の知れた仲間同士、勝ち負け抜きに思いっきり指せるのだ。

以上、将棋ウォーズをさらに使いこなすための手段として「友達登録」をガイドしてきた。どうぞ、お試し願いたい。そして、将来は友達同士でミニサークルや支部を作ることも可能である。将棋の楽しみがますます広がっていくだろう。どんどん広がって、世界に将棋仲間がいるというようなことも夢ではないのだ。では、最後に拙言を付け加えさせていただきたい。

ガイドの思い

将棋の魅力は不変

将棋の魅力は不変

我が同胞、白黒テレビ世代の皆さん。ガイドがそうであったように、「人と人が対面してこその将棋だ」との信念をお持ちではないですか?縁台将棋こそが将棋の原点であり、究極形であるとの郷愁にも似た思い。ガイドも同じです。

でも、この将棋ウォーズの友達登録にも、どことなく、そんな雰囲気が感じられもするのです。現代版・縁台将棋、そんな言葉がふと浮かびもするのです。

今は、思います。形は異にすれども、将棋の魅力は変わらない。そして、形という壁を越えるのも将棋の力なのかも知れません。将棋ウォーズを通して、私の友達の友達が友達を呼び、さらにその友達へと進み、今は見知らぬあなたと対局できるる日が来るかも知れません。そう考えただけで、何だかワクワクします。

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