子どもに遊ばせたくなるゲーム
あのバーチャファイターのセガ。こんなもの本当に作っちゃうんだ、という所にセガの血を感じます(イラスト 橋本モチチ)
その時ガイドは、なんとか遊ばせたいなあ、また次きたら触らせてみよう、とか、もう少し大きくなったら遊べるかなあ、とか、そういうことを考えていました。それは、ゲーム業界ニュースガイドとして、というよりは、普通の親の気持ちとしてのものでした。これは、子どもに遊んで欲しくなるゲームなのです。
砂遊びをすると、それに世界が答えて反応を返し、それがまた創造性を刺激します。もっともっと広い海を作りたい、こっちは高い山にして、谷には虫を集めてみよう。夢中になって砂と格闘して、最後は次の人の為に平らにして終わろうねというのもとてもいいです。
子ども達は、遊ぶのが仕事です。遊びを通して、色や形の違いが分かってきたり、想像力が豊かになったり、他者との関係ができてきたりします。ですから、どんな遊びをしているか、というのは親としてはとても気になります。楽しく遊んで欲しいけれど、楽しければ、興奮するものであれさえすれば良いとは思いません。
え~でる すなばは単なる娯楽ではなく、楽しいことの中に大切なものがたくさん詰まっています。それを決して押し付けず、ゲームというラッピングに包んで子どもたちにプレゼントしてくれます。そこには、遊ぶ子ども達がゲームによって何を得るのか、その未来に対する優しい眼差しが感じられます。ゲーム業界ニュースガイドとしても、娘を持つ親としても、ぜひ遊んでみて欲しいと思います。
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