プロトタイプ1.「WARIBASHI」
タイトルで既にお気づきとは思いますが、多肉ベイビーたちのミニステージ1.は、できるだけ簡単に作れるようにベースに100円ショップで仕入れたワイヤーシェルフを使い、背景と床には割り箸を利用しました。作り方は、ワイヤーシェルフの幅に合わせて割り箸を上下互い違いに並べ、その割り箸を粘着シートやガムテープなどで固定して板状にするだけです。それを両面テープなどでワイヤーシェルフに固定すればできあがり!
そのままでもザックリとしたナチュラルな雰囲気に仕上がりますが、キッチリとした仕上がりを求める方は、割り箸同士をボンドでしっかり接着、割り箸の端を切り揃えるといった手間を掛けると美しい仕上がりになるでしょう。
ミニステージができあがったら、先ほど作った多肉ベイビーの鉢をレイアウトしてみましょう!
画像ではワイヤーラダーにバケツをハンギングして、セット品のスコップを立てかけました。割り箸製の床にはワイヤーバスケットを置き、ハンガーには鳥かごを下げました。
100円ショップの可愛い雑貨×可愛い多肉ベイビーの相乗効果で、なにか物語でもうまれそうな雰囲気になりましたね!
プロトタイプ2.「KIBAKO」
もう一つは、100円ショップで仕入れた木箱を利用、そこにちょっとだけ工作をプラスした舞台です。木箱だけでは中心が間が抜けた感じになるので、以前記事に使った下敷きの残りと割り箸という、ありあわせの材料で窓を作りました。工作にはハサミと両面テープしか使っていません。ついでに素通しだった白いドアの小窓にも、同じ下敷きの残りを貼り付けました。
さらに木箱上部にスカラップカットを施したビニールクロスを掛け、ショップ風の仕上がりをイメージしてみました。舞台に多肉ベイビーたちを配置して、できあがりです!
制作例ではあまり時間をかけずに作っていますが、プロトタイプ1.と2.だけを見ても雰囲気が異なるように、窓枠や壁にペイントを施したり、ビニールクロスではなく板を貼り付けたり、同じ雑貨を用いても手の掛け方で舞台の表情は大きく変わってくるでしょう。
多肉ベイビーの管理方法
仕上がりはインテリア雑貨のようですが、多肉ベイビーたちは生き物です。できるだけ日当たりの良いところに置いてあげましょう。器が小さいので、水やりは「つる首スポイトボトル」や霧吹きが便利です。底穴のない器を使用した場合は、過湿にならないよう注意します。順調にぷくぷくと育って、器が窮屈に感じられるようになったら、多肉ベイビーも巣立ちの時。順番待ちをしているベイビーと植え替えてあげましょう。葉挿しにして生育を見守っていた多肉ベイビーたち、こんな風に舞台を整えてあげれば、大きくて立派な苗になるのを待たなくてもデビューできますね。記事を参考に、ぜひあなただけのオリジナルな多肉ワールドを作ってみてください!