少女漫画的なマミーポルノ登場!
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(2015年度作品)男性経験ゼロの女子大生アナ(ダコタ・ジョンソン)は友だちの代理で有名企業のCEOのクリスチャン・グレイ(ジェイミー・ドーナン)に学生新聞のインタビューに行く。彼女に興味を持ったグレイは、アナにある契約を持ち掛ける。それは彼に絶対服従し、秘密の部屋で愛を交わすというもの。彼の性的嗜好に驚くアナだったけれど、グレイの魅力に抗えなくなり……。
オクテな女子大生の前に現れた大金持ちの王子様。その彼に愛されて幸福なはずが、実は彼は歪んだ性的嗜好の持ち主で、誰も愛せない悲しい男だった……というストーリーが、世界中の女性に愛されて大ヒット!
ただの王子様じゃない、強烈なSであり、女とは常にBDSM【ボンテージ(拘束)ディシプリン(体罰)サディズム(加虐)マゾヒズム(被虐)のこと】の契約を結んでカラダの関係のみというグレイ。このBDSM部屋のシーンがこの映画のキモです。
ヒロインがめちゃくちゃ痛めつけられるのかな……と、思う人がいるかもしれませんが、グレイはアナが嫌がることはしません。「これはいい?あれはいい?」と聞くところが律儀なSなのですよ。
男女優ともにフルヌードで体当たりの熱演をしていますが、ボカシが入るのが残念です……。映像はキレイなのだから、未成年お断り映画にしてバーンと見せちゃえばいいのに。その方が見る方も作った方も満足できると思うんですけどね。
本格的なBDSMはこんなもんじゃないのでしょうが、男だけじゃなく女も見られる官能映画としてはちょうどいいかも。ラストは意味深、これは続編決定ですね。
監督:サム・テイラー=ジョンソン 出演:ジェイミー・ドーナン、ダコタ・ジョンソン、ルーク・グライムス、ヴィクター・ラサックほか
2015年2月13日(金)<バレンタイン>全国ロードショー
(C) 2015 Universal Studios.
>お次はエロラブストーリーの金字塔2本をお見せしましょう。