求人があふれすぎて企業を選べなくなっている?
2016年新卒の採用活動から、企業の採用広報開始がこれまでよりも3カ月後ろ倒しになりました。新スケジュールで3月1日に。本格オープンした就職ナビサイトを横目に、「もう内定もらっています」という就活生もいて、年内から水面下での採用活動は着々と進んでいます。リクルートワークス研究所の調査でも、2016年卒業予定の大学生・大学院生の新卒採用はほとんどの業種の企業で「増える」が「減る」見通しを上回っています。2012年新卒以来、5年連続「増える」という回答が上回り続けています。
参考サイト 「ワークス採用見通し調査」(新卒:2016年卒 中途:2015年度)
つまり、全体で見れば企業の採用数は増えていて、求人情報があふれかえっている状況にあるということ。
情報が多いからこそ選べない
その1 気の合う先輩や仲間からおすすめ企業を聞こう
まず、おすすめなのは周りの人からの口コミを集めること。先輩や友達など、周りの人におすすめの企業を聞いてください。自分と考え方が似ていたり気が合う人や、自分が一緒に働きたい・尊敬する人に聞くことで、あなたにとっても価値観が合う会社や、いいなと思える会社に出会える可能性が高くなります。既に入社して働いている人にも「先輩が就職活動中、ほかに魅力的だった会社はどこですか?」、「先輩がお仕事をしていて、魅力的な取引先や会社を教えてください!」という質問をすればいくつかの会社を教えてくれるはずですよ。
おすすめ企業をたくさん聞いてみよう
周りに会社を知っているような先輩が少ないという人も、就職活動で出会った仲間にどんどん聞いてみてください。類は友を呼ぶ……というように、実は企業側も「内定者の後輩や友達には、採用したい人が多い!」と積極的に出会いたがってます。
次は、興味があるものに関わる仕事をしたい人におすすめの方法です。