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北欧レトロなフロアランプを修復してみた1 解体と洗い(2ページ目)

【石川 尚の気になるデザイン】シリーズ。70~80年前の北欧レトロデザインのフロアランプ。行きがかり上、筆者自身がすることになった照明器具の修復作業。修理でなく、修復します。さて、どのような結果になるのか?・・お楽しみあれ!

石川 尚

執筆者:石川 尚

ファニチャーガイド

まずは、フロアランプ解体は配線はずしから

仕事の合間にまずは分解から始めました。

配線をはずさないと始まりません。そこで、シェードの光源ソケット外しからです。

シェードの内側にあるソケット部分

シェードの内側にあるソケット部分 ●クリックすると拡大します



シェード内側ソケット部分

ソケット上部をはずし、下部部分 ●クリックすると拡大します



工具でソケットを抜き取る画像

工具でソケット固定金具を抜き取る ●クリックすると拡大します


固定用のボルトナットは錆びているし、シェードの形状が窮屈なのでソケットが、なかなかはずれません。

シェードから抜き取ったソケット画像

シェードから抜き取ったソケット ●クリックすると拡大します


なんとかソケットと固定金具を外し、配線を引き抜きました。配線は経年変化でボロボロ。

シェード、ソケット、固定金具などの画像

シェード、ソケット、固定金具など ●クリックすると拡大します


配線がシェードから外れると自在を抜き取り、支柱からも抜き取れました。
これで全てのパーツが解体。各箇所を点検しましたが、どうやら配線の劣化が原因のようです。


配線探しは、やっぱ、AKIBA

次に同サイズ、同素材の配線を手に入れることとしました。

配線関連ならばやっぱ、AKIBA、です。
で、早速秋葉原へ向かいました。

JR秋葉原の駅を出てお目当ての店探し画像

JR秋葉原の駅を出てお目当ての店探し ●クリックすると拡大します


まず光源とスィッチとを結ぶコード。以前照明制作のワークショプを開催した時にお世話になった九州電気さんにお聞きすればなんとかなるのでは、とお店に向かいました。

配線コードを購入した九州電気の画像

配線コードを購入した九州電気 ●クリックすると拡大します


オリジナルの配線コードを持参しお店のスタッフに確認すると、ビンゴ!ありました、ありました、防炎布でくるんだ照明用の白コードが。

配線コードがずらーりの画像

配線コードがずらーり ●クリックすると拡大します


合わせてスィッチからコンセントまでのコードも購入。

次に配線コードをカバーする透明のビニールチューブ。それも九州電気さんで紹介されたタイガー無線へ。

斜め前にあるタイガー電気の画像

斜め前にあるタイガー無線 ●クリックすると拡大します


ここでは、特殊なチューブを扱っていました。購入したコードに合うチューブを依頼すると、8mm×10mしかない。必要なのは1mも満たないのに10mとは・・・。

様々なチューブの品揃え画像

様々なチューブが品揃えされています ●クリックすると拡大します


何度か交渉しましたが、これでないと売らない、とのこと。ホームセンター等ではm売りしますが、ここはAKIBA。
AKIBAの法則で購入するしかありません、でした。
なんとか必要なコードを手に入れることができたので一安心。

事務所へ戻り再度入手した配線コードと保護用チューブを確認。

p1

 

オリジナル配線コード1(上)、新規購入の配線コード(下)

 


オリジナル配線コード(上)と新規購入コード(下)同じ太さ、同じ長さ、同じ仕様です。


p2

 

p8

 

オリジナル電源コード1(上)、新規購入の電源コード(下) 配線コード同様にオリジナルに忠実にしています。

新規購入の配線保護用チューブの画像

新規購入の配線保護用チューブ ●クリックすると拡大します


次に、これはどうしようか?と1秒ほど・・・瞬間です・・・悩みましたが、「洗い」です。

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