テクノポップ/アーティストインタヴュー

佐渡島から世界へ!婦人倶楽部(3ページ目)

近頃、地方発婦人が静かなブーム?! 佐渡島在住の4人の婦人たちが、カメラ=万年筆の佐藤望さんのプロデュースのもと、婦人倶楽部として『FUJIN CLUB』『東京カラー』の2作品を発表。倶楽部を代表して婦人Aと婦人Bに活動内容、台湾公演旅行、佐渡の魅力について語っていただきました。目指せ、パリ公演!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

台湾旅行に釣られました

ガイド:
佐藤さんが婦人倶楽部を代表してお答えになったインタヴュー記事があって、そこで「台湾公演という名の海外旅行に行きたかった人たちの集まり」との発言があったのですが、婦人たちは台湾旅行に釣られたのでしょうか?

婦人A:
台湾でのライヴを早めに決めて、みんなを釣りましたの。婦人は日々の生活は忙しいから、何か楽しい目標を立てないとなかなかね。

婦人B:
釣られましたね。佐渡仲間で海外旅行に行くなんて初めてだったので「楽しそう!」って。

成田から割烹着で台湾へ

ガイド:
2014年7月にリリースされたデビュー盤『FUJIN CLUB』のタイトル曲「FUJIN CLUB」についてお伺いします。僕はこの曲のかわいい婦人目線が、とても好きです。一般的におしゃれなものとかワクワクするものに対して、少女目線というのは溢れているいるのですが、この目線は斬新です。

婦人B:
嬉しいお言葉ありがとうございます。

ガイド:
PVでは、台湾での風景での婦人のみなさんが映し出されています。実際に割烹着で観光地巡りなどもされていたのですか?
live3

婦人倶楽部ライヴ


FUJIN CLUB (婦人倶楽部のグッズ直売所)
fujinclub

FUJIN CLUB


FUJIN CLUB(short ver.) (YouTube)

婦人A:
成田空港から割烹着に姉さんかぶりよ。

ガイド:

僕もちょうど、台湾に1週間ほど10月~11月にかけて訪問する機会がありました。特に好きな場所とかあれば、教えて下さい。

婦人A:
台湾のお気に入りは誠品書店さんね。夜遅くまでお店が開いていたからゆっくり台湾カルチャーをのぞけたの。日本の雑誌や本も沢山売っていたからびっくりしちゃったわよ。市場も楽しかったわね。新鮮なお肉やお野菜を見てたらお料理したくなっちゃったもの~
街角にあった1元ショップ(100円ショップみたいな)で日用雑貨を買い込んじゃって、お鍋や包丁、洗濯バサミ、子供のお土産に近頃見なくなった砂絵を買ったわよ~。婦人のみんなで帰ってきてから買ってきたものを広げてみたら、「面白かったわよ~さすが婦人ね!」というお買い物でね。
live1

婦人倶楽部ライヴ


婦人B:
台湾では、子連れだったので大安森林公園や台北市立動物園にいきました。どちらも規模が大きくて、動物園は1日では回りきれなかったのでまた行きたいです。私だけドレスコードを間違えていたらしく、「うちのばあさんの」って婦人Aから手渡された時代錯誤な黄色いワンピースを着て動物園の中を歩いていました。

ガイド:
実際に台湾で公演をされたのかと思いますが、反応はどうでしたか?
live2

婦人倶楽部ライヴ


婦人B:
小さな場所だったのでお客さんが本当に近くて!でも、音楽が流れると最前列のお客さんが楽しそうに身体を揺らし始めたのが見えて、とても勇気づけられました。お客さんも空間の雰囲気もとても温かくて、こちらも楽しめました。素敵な経験でしたね。

 

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