日本のバレンタインデーの歴史

日本では、2月14日がバレンタインデーとされ、女性が男性にチョコレートを贈る日となっていますよね。

この習慣は、昭和33年(1958年)にメリーチョコレート会社が、新宿伊勢丹に「バレンタインセール」という看板を出して売り出したのが始まりと考えられているようです。

翌年にはハート型のチョコレートが作られて、「女性から男性に愛の告白を」という謳い文句とともに販売されたそうです。

日本チョコレート・ココア協会の資料によれば、バレンタインデーシーズンの推定チョコレート販売額は、1981年には300億円、1991年には480億円、2005年には530億円と伸び続けています。

バレンタインデーは古代ローマが起源?

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With love

古代ローマでは、2月14日を家庭と結婚の女神である「ユノの祝日」と定めていました。当時のローマでは、兵士の士気が下がることを恐れて、ローマ法王が若い兵士の結婚を認めませんでした。

それを気の毒に思ったのが司祭のValentinus(ヴァレンティヌス、英語読みはバレンタイン)。密かに兵士の結婚を許していました。ところがこれが明るみに出ると、ヴァレンティヌスは2月14日に処刑されてしまいます。彼は後に、キリスト教の聖人としてあがめられるようになります。

また、イギリスやフランスでは、この日は「鳥が結婚する日」という言い伝えがあるようです。このような神話や歴史、言い伝えなどが融合されて、バレンタインデーは「恋人達の日」というイメージが出来上がったようですね。


日本のバレンタインデーの特徴を英語で言うと?

なんとも日本らしい特徴として、「義理チョコ」の存在が挙げられます。

英語で言うと”obligatory (またはobligation) chocolate”になります。Obligatoryのもともとの意味は「義務的な・強制的な」です。好んで渡しているチョコレートではないというニュアンスが感じられるでしょうか?

また、”Chocolate out of courtesy”と言ってもいいですね。Courtesyは「礼儀・親切」の意味。Out of courtesyで「礼儀の気持ちから、親切心から」の意味になります。

本命チョコレートの比較をしながら、義理チョコについて英文でまとめてみましょう!

'Giri choco' or obligatory chocolates are mainly given to your co-workers in the office, and 'Honmei choco', true love chocolates, to the man that you would like to date.
(「義理チョコ」は、主に職場の同僚にあげるためのもので、「本命チョコ」は、付き合いたいと思う男性にあげるものです)

日本には「友チョコ」なるものも存在しており、なかなかの発展ぶりです。みなさんは今年、どんなチョコレートをどなたに差し上げるのでしょうか?

Happy Valentine's Day!



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