テクノポップ/アーティストインタヴュー

帰ってきたSaoriiiiiに独占インタヴュー

2012年4月1日のステージを最後に、彼女は突然僕たちの前から姿を消してしまった。ほとんど、失踪と言ってもいいくらいに。しかし2年半後の2014年9月15日のステージを皮切りに、Saoriiiiiとして彼女は帰ってきた。復帰後初となる独占インタヴューで、子供時代から復帰までの思いを赤裸々に語っていただきました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

2014年12月26日、下北沢の某喫茶店にてSaoriiiiiちゃんに取材。彼女はその日、下北沢MOSAiCでのエコ怪獣主催の「Kaiju Electro Land」に出演したのです。過去、幾度か取材をしたことはあるのですが、このような形でお話しするのは初めて。よって、いろいろ深層、いや真相に迫ろうと話をしてもらいました。
saoriiiii

取材風景 (左:ガイド、右:Saoriiiii)


Saoriiiiiの「i」はどうして5個もあるのか?

ガイド:
こんにちは。Saoriiiiiちゃんが別名義だった時にインタヴューさせてもらったのが単独では2010年、Aira Mitsukiちゃんとの二人ユニットのときが2011年ですから、本当に久しぶりですね。

過去のインタヴュー(1)(All Aboutテクノポップ)
過去のインタヴュー(2)(All Aboutテクノポップ)

Saoriiiii:
はい、本当に久しぶりです!宜しくお願いします!

ガイド:
新しい名前のSaoriiiiiって、「i」が5つも並んでいてどう呼べばいいのかな。

Saoriiiii:
呼び方は普通に「さおり」でいいです。

ガイド:
「さおりぃーーーー」と言わなくてもいいんですね。

Saoriiiii:
伸ばしていただなくても大丈夫です(笑)。本名も「さおり」なので、今までの呼ばれ方をなるべく変えたくなくって、そうしたのです。

ガイド:
「i」が5個もあるのは、どうして?

Saoriiiii:
検索したときアルファベットの「Saori」だけだと、SEKAI NO OWARIのSaoriさんが出てきてしまうんですよ。絶対にその上には行けないじゃないですか。また、Saoriiiくらいまでだと一般の方とかもいるんです。

ガイド:
まぁ、5個が限界でしょうね。

Saoriiiii:
結構、間違えられるんですよね。今日のライヴのスタッフパスの「i」も4個になっています(笑)。

岸和田弁のMCを期待したい

ガイド:
確か関西出身ですよね。

Saoriiiii:
はい、大阪出身なんですけど、以前は出さないように言われていたんです。だから、ステージ上では関西弁はしゃべってはいけなかったんです。その癖が抜けなくて、今もMCは標準語になってしまうんです。

ガイド:
MCは関西弁が混じってもいいんじゃないんですか? 特に関西に戻ってきた時は。尼崎のライヴもありますから、ぜひ。

Saoriiiii:
いいですかね~。関西弁でも結構きつい方の地域なんです。

ガイド:
大阪の南の方?

Saoriiiii:
はい、岸和田なんです。

ガイド:
「茶、しばこ!」とかそういう話し方ですか?

Saoriiiii:
そうですね。「なんとかでよー」とかラッパーみたいな(笑)。

ガイド:

いいんじゃないですか! 新しいですよ。岸和田弁訛りのラップもできるし。

Saoriiiii:

じゃ、ちょっと関西弁出していこうかなぁ。

 

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