細見家が集めた約1000点の美術品から選りすぐり作品を展示

細見美術館の「細見」は、大阪の実業家の名前です。三代にわたり細見家が集めたコレクションをもとに、1998年に細見美術館はオープンしました。いつでも見ることができる常設展ではなく、オリジナリティあふれるテーマで企画した展覧会を年4~5回行っています。例えば、下にある中村芳中のようになかなか取り上げられてない絵師を取り上げるなど、選りすぐりの作品を見ることができます。

中村芳中undefined白梅小禽図屏風

中村芳中 白梅小禽図屏風


 

建物は現代風な和テイスト

細見美術館の入口に足を踏み入れると、まずその建物に驚くことでしょう。

京都の町家をイメージしたこの建物は建築家・大江匡の設計です。壁はコンクリートに櫛目引き、床材や展示ケースはサクラ材をつかい、優しい和テイストに心がなごみます。また、展示ケースにはガラスや高さにくふうが施されているので、作品と目線が近い状態で見ることができ、家にお呼ばれして作品を愛でているような気持ちになります。

個性的な茶色に心が落ち着く外観

個性的な茶色に心が落ち着く外観


 

3つある展示室はつながっておらず、それぞれ一度外に出るようになっています。作品のモチーフだけでなく、こうした移動によって触れる空気や陽射しなどでも、四季を感じることができます。地下へもぐっていくような動線も面白いですね。

第二展示室

第二展示室