六本木ヒルズの上! 天空の美術館、森美術館

2003年のオープン以来、東京の最先端スポットとして人気の六本木ヒルズ。そのシンボルである森タワーの最上層には、常に先進的な企画展が行われていることで知られる森美術館があるのは、もう皆さんご存知のことかと思います。

なのですが。
六本木ヒルズ

展望台の東京シティビューからは、天気がよい冬の日は富士山も見える!

実は、森美術館だけでなく六本木ヒルズ全体にアートが充実しているんです。六本木ヒルズは美術館に行かずとも(もちろん、美術館は超のつくオススメです!)、ショッピング、映画鑑賞、お食事の途中、ちょっとまわりを見てみるだけで、たくさんのアートに出会える場所でもあるんです。

本日は、この六本木ヒルズとたくさんのアートについて、紹介します。

■森美術館
~東京の一番高い場所でアートを楽しむ!

森タワー森53階、美術館エントランス

森タワー森53階、美術館エントランス

六本木ヒルズに出かけた際は必ず訪れたい場所、それが森美術館です。2003年の開館以来、ジャンルにとらわれることなく、現代性と国際性を主眼とした企画展を行っています。現代系の展示は、ともすると難しいものだと思われがち。でも、森美術館ではそんな心配はご無用!

森美術館では展覧会ごとに作品や作者、展覧会への理解を深めるため、学芸員が解説を交えて美術館をまわるギャラリーツアーや、さまざまなワークショップが頻繁に開催されています。

「美術について知りたいけれども、どうすればよいのかわからない」というお悩みをお持ちの方から、「もっと深くアートを知りたい、追及してみたい」と思っている方まで、幅広く満足いただけるはず。

さらに、都市の美術館として、火曜日を除き会期中は22時まで開館しているのも嬉しいところ。仕事帰り、ショッピング帰り、ディナー帰りにふらりと立ち寄れてしまいます。ちなみに、20時をすぎるとかなり余裕をもって作品を鑑賞することができますので、混雑が苦手な方は夜の訪問をおすすめします。

また、森美術館の一階下にあるギャラリー「森アーツセンターギャラリー」も、ジュエリーやデザイン、恐竜展など幅広い展覧会を開催しているギャラリーです。森美術館と合わせて訪れるのもおすすめです。


■美術館帰りに訪れたいマストスポット「東京シティビュー」
~東京一の絶景、夕方はカメラ必携!

東京をの風景を上から眺められる

東京の風景を上から眺められる

森美術館や、森アーツセンターギャラリーへの入場券は、なんともうれしいおまけ付き。展望台、東京シティビューの入場券です! 東京を360度一望できる展望台からは、東京タワーやお台場、新宿副都心など、東京の名所をいっぺんに眺めることができます。

東京タワーがライトアップされる日没以降はムードある風景を楽しむことができます。加えて、先日からは、日中にスカイツリーの姿が見えるようになってきました。昼間と夜、違う表情を見せる東京、どちらもおすすめです。


■歩くだけでアートに会える。「パブリックアートアンドデザイン」
~六本木ヒルズ中にあふれるアートたち!

宮島達男

宮島達男 《カウンター・ヴォイド》 2003

そして、アートは六本木ヒルズの地上にもたくさん。六本木ヒルズの敷地内には、
誰もが見ることができる場所にある、パブリックアートと呼ばれる作品群や、ストリートファニチャーと呼ばれているベンチを多数配置。そのどれもが、世界的に著名なアーティストが手がけています。

たとえば、上の写真はテレビ朝日(ちなみに、社屋の設計は京都近代美術館なども手がけた槇文彦)の壁面に飾られている、世界的にも評価の高い宮島達男の作品 「カウンター・ヴォイド」。

横に並べられた6つの巨大なデジタル数字は9から1まで、個々のスピードでカウントダウンを続けます。けれども、決して「0 (ゼロ)」が表示されることはありません。0を表示する代わりに無表示の時間(闇の象徴)を作ることで、見る人にさまざまなことを考えさせる作品となっています。

ルイーズ・ブルジョワundefined《ママン》undefined2002(1999)

ルイーズ・ブルジョワ 《ママン》 2002(1999)

また、地下鉄六本木駅から六本木ヒルズに入ると、入口に立っている高さ10メートルの大きなクモ。こちらは、先日98才で亡くなった彫刻家、ルイーズ・ブルジョワの作品「ママン」です。初めて見ると、一瞬ぎょっとしてしまうこともありますが、近づいてみて作品を真下から眺めてみると、おなかにたくさんの白い卵を抱えていることがわかります。そう、このクモは母性の象徴なんですね。

 

祭國強いツァイ・グォチャン(蔡國強)高山流水-立体山水画」 2003年

人気のハイクラスホテル、グランドハイアット東京の前にもアート。ツァイ・グォチャン(蔡國強)の「高山流水-立体山水画」。こちらは、中国の山水画を立体化したもの。荘厳な雰囲気ですが、後ろから見ると小さな動物が彫られていたりと、かわいらしいところも。実際に足を運んでみてみてください!

 

また、けやき坂通りの歩道上には、インテリアデザイナー内田繁氏と10人のデザイナーやアーティストとのコラボレーションで生まれた「ストリートファニチャー」が並んでいます。

伊藤豊雄

伊東豊雄《波紋》 2003年

こちらは、せんだいメディアテーク、多摩美術大学図書館などを設計した建築家の伊東豊雄によるベンチ「波紋」。

都市の「森」に浮かんだ大きな水面と、その上に広がっていく波紋をイメージしたデザインです。

 

吉岡徳仁

吉岡徳仁《雨に消える椅子》2003年

こちらは、日本を代表するデザイナー吉岡徳仁による「雨に消える椅子」。

その名のとおり、雨の日にはまるでその姿が消えるかのように見える椅子をイメージしたデザインです。

 

そのほかさまざまなアートが、六本木ヒルズには点在しています。六本木ヒルズのパブリックアート アンド デザインのページから、ガイドマップをダウンロードできますので、プリントアウトして散策のお供に活用してみましょう。 いつもとは違う場所を歩くことで、新しい発見(素敵なカフェやショップに出会えることも)があるかもしれません。


■ショップにはオリジナルグッズも充実!
~アートをお土産にできる。

六本木ヒルズには52階で森美術館で開催する企画展に関連した商品や書籍を扱う「森アーツセンター ミュージアムショップ」と、美術館に入らなくても利用できる3階「六本木ヒルズアートアンドデザインセンター」の2つのショップがあります。

どちらのショップにも、村上隆デザインの六本木ヒルズイメージキャラクター「66星人(ヒルズ完成前、このあたりは六本木六丁目でロクロクと呼ばれていました)」グッズや、アーティストのオリジナルグッズが充実しています。
パンプキンクッキー

草間彌生 パンプキンクッキー(630円)


たとえば、草間彌生の水玉カボチャをモチーフにして作られた「パンプキンクッキー」。

こちらは、カボチャにちなんだパンプキンクッキーであることはもちろんのこと、草間彌生本人が、クッキーのためだけに描き降ろしたオリジナルのドローイングがプリントされているそう。視角だけでなく、味覚も楽しめるアートです。

 

蜷川美花のエコバッグ

蜷川実花 エコバック Maria (2940円)

色鮮やかな作風に定評のある写真家、蜷川実花のエコバッグは男性も使える力強い色調。こちらは、デザインはもちろんのことですが、ハガキ大のサイズまで折り畳めて実用性バツグン。

 
このほか、  山口晃やエンライトメント、ミヤケマイなどのヒルズならではのオリジナルグッズがたくさん。お土産物としてはもちろんですが、東京にお住まいの方もギフトとして、あるいは自分用のアイテムとして揃えてみるのはいかがでしょう?
アートのエッセンスが入ったアイテムが日常に加わると、毎日が楽しくなってきますよ。

ということで、アートがたくさんの森美術館、六本木ヒルズを紹介しました。
今度、ヒルズにお出かけのときは、森美術館やさまざまな場所にあるアートを訪れてみてくださいね。

<DATA>
■森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間:10:00~22:00(火曜のみ17:00まで)
休館日:展示替期間
公式サイト

■東京シティビュー
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52F
TEL:03-6406-6652
開館時間:10:00~23:00(金・土・休日前日は25:00まで)
休館日:無休
公式サイト

■ミュージアムショップ
森アーツセンターミュージアムショップ(52階)
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52F
TEL:03-6406-6270
開館時間:10:00~22:00(金・土・休日前日は23:00まで)
休館日:無休

六本木ヒルズ アートアンドデザインストア(3階)
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズウエストウォーク 3F
TEL:03-6406-6280
開館時間:10:00~22:00
休館日:無休
公式サイト
 
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