肖像写真

シディ・ラルビ・シェルカウイさん。

世界中で引っ張りだこのラルビさんが、
再びロボットと人間の近未来に挑む

最近、舞台作品を観ていてやたら気になるのが振付。ミュージカルもストレートプレイも、凝った振付を投入するケースが増えています。日本もついにダンス天国になったのか否か?

そんなことを考える昨今、世界中で人気の振付家シディ・ラルビ・シェルカウイが『プルートゥ PLUTO』を演出・振付。『プルートゥ PLUTO』は手塚治虫の鉄腕アトム『地上最大のロボット』を原作に、漫画家の浦沢直樹さんとストーリー共同制作者の長崎尚志さんがリメイクした漫画で、世界中で愛読されているメガヒット作品といえるでしょう。

ましてや大の手塚ファンで、『テ ヅカ TeZukA』で手塚治虫の世界を独特の切り口で浮かび上がらせ、私たちをあっ!と言わせたラルビさんが、再び手塚治虫の世界観に斬り込むのですから、期待せずにはいられません。もちろん、イスラエルをはじめ海外での1年間の活動を終えて帰国した森山未來さんの帰国後初新作というところにも、注目です。

ミュージカルファンには映画『アンナ・カレーニナ』の
斬新な振付でお馴染み

私はラルビさんの作品はアクラム・カーンと共演した『ゼロ度 zero degrees』が好きで、それからずっと注目しています。ミュージカルでは、ジョー・ライト監督、キーラ・ナイトレイ、ジュード・ロウが出演した映画『アンナ・カレーニナ』(2012年公開)の振付がお馴染みですね。トルストイの古典作品にこうくるか?!というスタイリッシュな群舞、そしてダンスシーン以外の印象的な動きも多数。観ていない方はDVDになっていますので、ぜひチェックを!

さて『プルートゥ PLUTO』で多数登場するロボットを、ラルビさんがどう表現するのか、俳優とダンサーはどう共演するのか、お話を伺いました。