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光のエッセンス~篠崎里美×弦間康仁作品展~開催中

今回は、光のエッセンス~篠崎里美×弦間康仁 作品展~を紹介いたします。会場は東京・新宿にあるリビングデザインセンターOZONE7階にあるリビングデザインギャラリーで、水滴をまとったインスタレーション・光の彫刻・LED照明・有機ELのライティングオブジェが輝く、光の世界が楽しめます。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

あかりをもっと自由に

現在、リビングデザインセンターOZONE7階のリビングデザインギャラリー(新宿パークタワー内)にて『光のエッセンス ~篠崎里美×弦間康仁 作品展~』が開催されています。

Puddle

有機ELを使用した作品「Puddle」

会場では水滴をまとったインスタレーション・光の彫刻・LED照明、新しい光源である有機ELのライティングオブジェが輝き、光の世界が楽しめます。

幾つかある見どころの中で、ここでは「Puddle」という作品に注目しました。この作品は"あかりをもっと自由に"というキーワードから着想したプロジェクトです。

「Puddle」は水たまり、という意味です。作品は水たまりに映る三日月の揺らめきが美しく表現されています。

Puddle

Puddle

コードレスで、どこにでも自由に飾ることができる「Puddle」は、ダイニングテーブルでは華やかに輝き、ベットサイドでは安らぎの灯りとなることでしょう。

この作品について次のようなことがパンフレットに書かれています。

「陽が傾き始めた雨上がり。空を見上げるともう月が見え始めている。小さな水たまりに映る月は時間を追うごとにその輝きを増している」

このような作者の視体験が作品に反映されているものと思われます。「Puddle」に使用されている光源はLEDと並んで次世代光源として期待されている有機ELです。

Puddle

Puddle

三日月を表す光色は4000K(白色)と3000K(電球色)の2種類があります。どちらが良いかは見る人の好みや感性にもよります。もちろん両方の光色を組み合わせて使うこともできます。

因みに有機ELがLEDと異なる特徴として、薄い面光源であること。そして低輝度タイプは側に置いても目にやさしい光が得られることです。

「Puddle」はまさに有機ELの特徴を最大限に引き出した作品といえます。

なお、「Puddle」の仕様は以下のようになります。

外形寸法:250×245×厚さ9mm
重量:約500g/台
素材:アクリル
光源:有機EL(白色4000K、電球色3000K)
消費電力:0.6W
連続点灯時間:フル充電で12時間
USBケーブル接続で連続点灯も可能


【光のエッセンス 篠崎里美×弦間康仁 作品展】
会期:2014年12月11日~2015年1月6日
休館:毎週水曜日、年末年始12月27日~1月3日
篠崎里美 http://homepage2.nifty.com/akarix2/
弦間康仁 http://www.feelab.jp

なお作品は購入ができますが、価格、納期などのお問い合わせは下記になります。
Feel Lab 弦間康仁 genma@feelab.jp

Copyright(c)中島龍興照明デザイン研究所 All rights reserved.


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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