年末年始特番は今も昔も多種多彩
2014年も残すところわずかとなりました。年越しの準備はお済みでしょうか? 年末年始といえば、一昔前は絢爛豪華な特別番組が楽しみだったものですが、昨今は正月でも改変期でもない時期でも特番が激増して、スペシャルな感じがすっかり薄れてしまいました。それでも「紅白歌合戦」や「レコード大賞」の話題が流れると、ひしひしと年末らしさが感じられてくるものです。こうした歴史ある音楽番組は別格としても、年末年始恒例のバラエティー特番には超メジャーなものから、「それって前からやってた?」って思うほどマイナーなものまで、多種多様なものが存在しています。
とはいえ、最近はテレビを見る時間も少なくなった方も多いかと。そんな皆さんにも年末年始くらいはノンビリとテレビを見てみようと思ってもらえるように、年末年始番組の見どころなどを、あくまでも独自路線で解説していきます。
昭和の特番の豪華絢爛さ
一口に年末年始特番と言っても、通常番組をワイド化したものと、単発のものの二種類に分かれます。さらに単発番組の中でも「紅白」「レコ大」をはじめとする、年に一度のお楽しみとなっているもの。一昔前は特番の大部分を占めていたのですが、ここ何年かで姿を消してしまったものも少なくありません。その代表格は何と言っても「新春スターかくし芸大会」(フジ系)でしょう。全盛期には番組自体が盛り上がるのはもちろん、「○○がかくし芸の練習に入った」という情報まで、ワイドショーで取り上げられるなど、完全にお正月の顔として機能していました。
終了してしまったのには諸事情があっての事とは思いますが、毎年とは言わず、一度限りの復活でもいいので、あのにぎやかで派手なプログラムを再び目にしたいものです。堺正章御大がお元気なうちにゼヒ!!