餅はGI値が高い食品

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具沢山なお雑煮なら、餅をそのまま食べるよりもGI値も低くなります。

GI値とは、50gの食品の食後血糖値の上昇度を示す指標。食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までに血液中に入る糖質の量を計ったものです。

GI値が低いほど血糖値の上昇が緩やかで、糖尿病の予防や治療はもちろん、肥満の予防にも役立つのではないかと考えられています。

アミロースに比べてアミロペクチンのほうが消化されやすく、餅はごはんよりもGI値は高いと見られています。しかし最近人気があるのは、アミロペクチンが多い米のごはんで、餅とのGI値の差は小さくなってきていると考えられるのではないかと思います。

確かに餅はGI値が高めの食品(85以上)ですが、食べ方によってはGI値を低くすることができます。例えば他の食品、特に食物繊維などを多く含む食品と一緒にとることで、GI値は低くなります。

よく考えてみますと、お雑煮には大根やかぶら、青菜、人参など、食物繊維を含む野菜を入れていますよね。昔ながらの食べ方でも、十分にGI値を抑えることができると思います。気になる方は、具材をたっぷりいれるようにしましょう。

肥満の要因は、カロリーやGI値だけではありません。食べ方や、運動不足などの生活習慣等も関わっています。またGIの考え方については、日本人において食事摂取基準で指標を設定するほどには、いまだ十分な科学的根拠が得られていません。一つの目安であり個人差もあるものだという程度に認識しておきましょう。

むやみにイメージだけで「太る」と思い込まず、コントロールして食べればよいのです。ぜひ新年をことほぐ祝い膳には、お雑煮をおいしく、いただきましょう。もちろん食べすぎや運動不足にはご注意を。


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参考/
五訂増補日本食品標準成分表 第3章 資料-1-1 - 文部科学省
・全国米穀販売事業共済組合
・運動と砂糖(農業産業振興機構)
・炭水化物(厚生労働省)
その他



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