カヴァリーノ・ラインで大人の香りへ
フェラーリの香りというと、スクーデリア フェラーリラインの「ライト エッセンス」がカジュアルに使えて人気でしたが、よりブランドの本質に迫ったラグジュアリーなカヴァリーノ・ラインに注目が集まりました。そんなシリーズから「シダー エッセンス オードパルファム」が新登場。
カラブリア産のベルガモット、ホワイトジンジャーから始まり、ミドルノートはラベンダーやカルダモンへ。そして、ウッディなラストノートでは要にもなっている高貴なレバノンシダーが漂います。
重厚なボトルも見事な出来で、大人の男性の嗜みとしての香りの位置づけに一役買ったアイテムです。
初のメンズが話題のジミー チュウ
ビジネスマンのための「最旬香水」ベスト5でもご紹介した、「ジミー チュウ マン オーデトワレ」も非常に印象深い香りでした。
スタッズや星形の意匠でエッジのきいた世界観を提示しているブランドですが、初の男性用の香りは癒やしが得られるようなアロマティックなもの。このギャップがいい意味で二面性のある複雑さを演出しています。
ラベンダーやマンダリンエキスといった香りに、フルーティなハニーデュウメロン、パイナップルリーフ、貴重なパチョリなどが組み合わされました。フゼア アロマティック ウッディの香調はセンスのよい男性像を作りあげてくれそうです。
次のページでは、香水の大事な要素であるボトルから読み解く2014年の傾向を紹介します。