化粧水で水分を補給した後には、油分のある保湿剤でスキンケアの仕上げをしましょう。油分と聞くと、途端に拒否反応を示す人がいますが、それは間違い。実は男性の肌にこそ、油分の補給が不可欠です。

ベタつきを防ぐための保湿剤

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ジェル、乳液、クリーム、オイルと保湿剤の種類は大きく分けて4つ。季節や肌質にあったものを選びましょう。

肌は水分と油分のバランスが保たれてこそ、健やかな状態です。どちらも過不足なく、肌にあることが重要なのです。よく、「ベタつくから洗顔後は何も塗らない」という人がいますが、そういう人はかえって皮脂の分泌を促しているようなもの。洗顔後に皮脂や水分が奪われると、肌は乾燥を防いでバリア機能を維持するために皮脂を分泌します。

つまり、適度に油分を補給することで、肌が過剰に皮脂を分泌しなくなり、ベタつきが抑えられるのです。そこで、化粧水で水分を補給した後に、保湿することはきわめて重要なこと。そして、乾燥が進むとベタつきだけではなく、シワやたるみといった老化の原因になるのです。

夏に最適なジェル状保湿剤

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ジェルはもっとも保湿剤の中でも軽く、夏、もしくは脂性の人向き。ひんやりとした感触が心地よい保湿剤です。

普段、乾燥気味の人でも、夏は顔がベタベタするもの。まして、脂性肌のひとはなおさらです。気温が上昇して、汗や皮脂が多量に出ます。すると毛穴が開き、肌の内部は乾いていても表面は脂っぽくなります。これが“インナードライ”といわれる状態。特に男性は女性に比べて毛穴が大きく、汗や皮脂の分泌も多いもの。これらを放っておくと、肌の常在菌に分解され悪臭の原因にもなります。

そこでガイドが夏の保湿にお勧めしたいのが、ジェル状の保湿剤。ジェルは適度なとろみがあり、肌に乗せるだけでひんやりと心地よいもの。これを効果的に使って保湿をしましょう。ジェルを冷蔵庫で冷やしておいて、顔に塗るのでもよいでしょう。

春・秋に活躍する乳液

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乳液はすべりがよくて、肌にするすると浸透していきます。春や秋、また混合肌の人に適しています。

よく、化粧水とセットになっているのが乳液。油分を適度に含んでいながら、クリームよりなめらかで、肌なじみがよいのが特徴です。種類も豊富にあるので、配合成分や香り、ブランド、などで選択肢は広がりますね。

肌へのなじみがよく、さらにきちんと保湿もしてくれるので、春や秋などの季節の変わり目にゆらぐ肌の保湿に最適です。化粧水で水分を補給した後に、塗布します。

ただし、乳化させたテクスチャーのものを「乳液」と呼ぶこともあり、日焼け止めや女性のメイクを落とすためのクレンジングなどにも乳液という名前がついていることがあります。ここでは、保湿のための乳液を指しています。

次のページでは、クリームとオイルについて解説します。