企業経営のノウハウ/店舗経営のコツ

自分の店に合ったアルバイトを採用するコツ(2ページ目)

たとえ経営者であっても時には休息は必要です。その時のピンチヒッターがアルバイトスタッフさんです。採用時に見誤ることなく、できるかぎり彼・彼女たちと良い人間関係を維持していきたいもの。自分の想いを共有してくれ、かつお客さまからの受けの良い人を採用するときのコツをお教えします。

執筆者:植竹 剛

まずは出会いに感謝し、自分の理念を聞く

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これから一緒にがんばりましょう!

面接での会話量は応募者8:面接者2くらいのイメージでいましょう。つまり応募者にあなたの4倍お話ししてもらうのです。

創業理念や店舗コンセプトの説明、内容理解に5分を要したら、応募者には20分話しをしてもらう内容で面接を組み立てます。その中でも一番時間を割いてほしいのは応募者の理念を聞くことです。

応募者の理念とは自分自身の人生の目標や生きがいを一番大きなテーマとして、例えば今目指している事、30歳までに何をしたいか、希望などどんなに小さいことでも結構です。その目標に対して具体的に何の努力をしているかを聞き出したいのです。大切なことは具体性です。継続性が伴った日課などがあれば加点対象になります。とにかくあいづちなどに注意して、話しやすい環境を作ってあげましょう。


「即採用」は正解

人との相性は直感によるものもあると思います。フィーリングが合った(と思った)ので、あなたは採用です、は個人経営であれば正解です。本人も生活や目標に対しての収入確保ができたことによって安堵することでしょう。

しかしながら、人事上での手続き等はしっかり行う必要があります。最初から人として信用するのではなく、共感して一緒にやっていけるスタートラインに立つまでには様々な準備が必要です。このことは採用時にしっかり伝えましょう。

当たり前ですが、運転免許証などの証明書や住民票など、まずは確認や取得できる環境なのかを書面を以って確認していくことはお忘れなく。

いかがでしたでしょうか。アルバイトだからこそオーナーはしっかりと想いを伝える必要があります。その想いを確実に理解してもらえれば、きっとそのアルバイトは店舗や仲間たち、お客様へ多大な貢献をしてくれることでしょう。
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