中国語

中国語で仕事!台湾で編集者になるために必要なこと(2ページ目)

中国語を使って仕事をするには、どのように勉強して、キャリア形成をしていくべきなのでしょうか。今回は、ガイドが台湾へ赴き、お話を伺ってきました。

金子 真生

執筆者:金子 真生

中国語ガイド


暮らしやすい台湾。自分にあった場所を見つける極意

Q:台湾に渡られてからは、どのような雑誌の編集をされているのですか?

:『な~るほど・ザ・台湾』という、日本人向けに今の台湾を紹介するフリーペーパーです。日本では有料なのですが、台湾ではホテルやレストランなどにフリーペーパーとして置いてあります。
な~るほど・ザ台湾

な~るほど・ザ・台湾。台湾の今が分かります。


Q:(雑誌を見せていただきながら)こんなに充実した紙面が無料だなんて、在台の日本人は恵まれていますね。レストランやお店の紹介も豊富で、現地で手に入れられたらはじめての台湾も怖いものなしです。二瓶さんは、台湾の生活にはもう慣れましたか?

:台湾の人たちは優しくて、暮らしやすいですね。物価の面では日本の三割安くらいか、物によっては台湾のほうが高いくらいです。台湾に住んで間もない私自身の視点を通して、幅広い層の方に台湾を伝えていけたらうれしいです。
また、中国語の取材のたび、とにかく語彙が足りないことを痛感するんです。レストランの取材で「ci2shen1」と言われて、何だろう何だろうと考え続けて、会社に戻って確認したら、「刺参(ナマコ)」!「海参」と言われれば分かるのに!それから、先日は衛生用品のメーカーに取材に行って、「jie4 mian4 huo2 xing2 ji4」という聞いたことのない単語が。「界面活性剤」のことでした。

実はこのインタビューのあと、二瓶さんと台湾の鍋料理を食べに行ったのですが、二瓶さんは下の「里美」というお名前をそのまま中国語読みの「li3 mei3」として、お店を予約してくださっていました。中国語ネイティブならば、「李美」といった名前を想像するはずです。おかげで、最後まで楽しい時間を過ごさせていただくことができました。
天香回味

取材後、「天香回味」で火鍋を食べました。美味!


海外に移住して働くということについて、どこか構えて考えてしまうガイドですが、二瓶さんの自然体な暮らし方に接して、海外で働くということが突然魅力的に思えてきました。
ありがとうございました!
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