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がんばらずに『自分を磨く』とは?

婚活をしていると、『自分を磨く』ことの大切さについて何度も聞くと思います。ですが、『自分を磨く』ことに対して抵抗のある方も多いのではないでしょうか。「ありのままの自分を認めてほしい」と思うからかもしれません。じつは、婚活で成功している人は『自分を磨く』ことをがんばらずに行っています。では、どのようにすれば、がんばらずに自分をレベルアップできるのでしょうか?

今井 翔

執筆者:今井 翔

恋愛ガイド

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『自分を磨く』ってどういうこと?

泥を払おう

泥を払おう

婚活をしていると、自分よりも「ああ、あの人素敵だなぁ」と思う人と出会うこともあります。またそうでなくとも、より素敵な自分になることで素晴らしい異性を引き寄せたい!と思うでしょう。それは、とても自然なことです。高い魅力をもつ人は、同じようなレベルの魅力をもつ人と惹かれ合うものだということを、人は本能的に知っています。

しかし、具体的に『自分を磨く』というのはどのようなことを指すのでしょうか? 今日は、『外見』と『内面』の2つの点から『自分を磨く』ということを一緒に考えてみましょう。

「外見」と「内面」

外見とは、主に顔立ちや服装、体型のことです。多くの人が見て、魅力的と思う顔立ちは存在します。ですが、同時にその人だけの個性というのも魅力となりえます。服装や顔立ちもまた、同じようにいえます。

内面はここでは、性格を指します。万人に受け入れられやすい性格は存在しますし、そうであればあるほど婚活では有利に働きます。さらにいえば、異性からみて魅了的に映りやすい性格もあるでしょう。ですが、だからといって長期的に素敵なパートナーシップを築けるかというのとは別物なのが、面白いところです。

恐らくこのコラムを読んでいる方は「ありのままの自分を認めてほしい!」と、考えているのだと思います。もちろんそれは健康的なことですし、私としてもその思いを大切にして欲しいと思います。
ですが、あなたが他人に見せているのは本当に『ありのまま』なのでしょうか。

泥のついたじゃがいも、食べる?

例えば、あなたの目の前にじゃがいもがあったとします。今夜のご飯はカレーで、そのための材料です。じゃがいもには泥がついていて、とても土の匂いがして美味しそうです。

そこで、じゃがいもがあなたに話しかけました。「ありのままの僕を食べて!」と。「泥を払わずに、ありのままの僕を食べて! だってそれが、今の僕だから!」。

あなたがもし、じゃがいもにこう言われたら……。きっとこう答えるのではないでしょうか。
「いやいや、じゃがいも君。君の本当の美味しさを発揮するためには、まずその泥を払わなければならないんだ。だって、泥が着いていると君の味がよく分からなくなってしまうもの」。

私たちの『ありのまま』とは、ともすればこのじゃがいものように、泥の着いたままを相手に認めてもらおうとする行為と似ています。

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