論争の火花
ガイド:Controversial Sparkの名前の由来は? 日本語にしちゃうと、「論争の火花」とか…そんな感じなんですが、物議をかもしたいという意思表示とも取れますが。
慶一:
バンド名の候補は、たくさんあったんだけど、音の響きと「論争の火花」という意味に惹かれて決めた。覚えにくいところも、いいかなと思いました。
シングル『Controversial Spark』
ガイド:覚えやすい名前がいいというネーミング法則へのアンチテーゼですね。
2013年8月に限定7インチ・シングル『Controversial Spark』を先ず、リリース。このシングルにも収録された「in May」は、図太いけど慶一さんらしいネジれたポップセンスがグッと来ます。「first session」としての動画が公開されていますが、これがさっき言われていた「初めて出会った日のセッション」ですか?
Controversial Spark - 7インチ・シングル
in May - first session 2013 (YouTube)
慶一:
この映像は、バンドが初めて一同に会した日のものです。私とkonoreとは初対面。スタッフが、映像チーム、音響チームを入れて、この初対面のセッションを記録していました。「バンド」として最初に音を出した日。
ミニアルバム『Contrversial Music Spark』
ガイド:そして、6曲入りミニアルバム『Controversial Music Spark』を2014年1月を発表。この9ヶ月後にフルアルバムのリリースとなるのですが、新人バンドのように経験値を積み重ねながら、進もうというのはあったのですか?
Controversial Music Spark (amazon.co.jp)
慶一:
あまり深く考えていたわけではないけれど、様子を見ながらも一気呵成に行ってしまえという気持ちはあったな。
ガイド:
この時点では、シングル3曲のMONOヴァージョンも含めて全体的にはベテラン勢による曲が多いですが(konoreさんが「kamonegi」が作詞)、バンドの音、特に新録曲は予定調和ではない、既存ジャンルに収まらない感じがします。慶一さんとしては、これは意図どおりの展開だったのでしょうか?
慶一:
そうだね。明確に意図していたわけではないけど、結果、狙い通りのものにはなったね。
ライヴの一体感
ガイド:Controversial Sparkとしていくつかのライヴをこなして、今年のフジロックなどにも出演されましたが、どのあたりでバンドとしての一体感が出てきたのでしょうか?
慶一:
一体感と言うならば、10月の大阪でのライヴが大きなポイントになったような気がするな。