「銀座立田野」と「立田野茶寮」
ハレの日のイメージが強い「銀座の甘味処」。味も雰囲気も折り紙付きな反面、伝統を大切にするメニュー構成や価格設定には敷居の高さを感じてしまうことも。そんな中、銀座の老舗甘味処「銀座立田野」が、より多くの人に和菓子の魅力を広めようと、新メニューの開発と同時に新ブランドも立ち上げました。どちらもキーワードは「抹茶」です。
「銀座立田野」新メニューは抹茶尽くし!
「銀座立田野」
明治28年創業の「銀座立田野」。店名は力士だった創業者の四股名「立田野」から付けられました。
同店の名物は「あんみつ」。ふくよかな甘味をもつ富良野産小豆で作る、瑞々しくて滑らかなこし餡、伊豆の3種類の天草を使った寒天、ふっくらと炊かれた「赤えんどう豆」など、上質の素材と丁寧な仕事が印象的な逸品で、隠れた名物「釜飯」と共に多くのファンが付いています。
伝統の甘味メニューを守り伝えてきた「銀座立田野」が、満を持して12月1日から販売をスタートしたのは、著名な日本茶鑑定士、茶匠 森田治秀氏が厳選した極上の抹茶、「天の極」などを堪能できる抹茶シリーズ。「宇治抹茶ぱふぇ 和(なごみ)」や「宇治抹茶あいすあんみつ」など魅惑的なメニューがずらり。
中でもこの冬、ぜひ食べておきたいのは「宇治の濃厚抹茶アフォガード」。「天の極」の抹茶アイスに温かい「天の極」を注ぎながらいただく、アフォガード(アフォガート)の抹茶バージョンです。
アフォガードといえばバニラ風味のアイスクリームやジェラートが使われることが多いだけに、濃厚な抹茶のアイスにさらに抹茶を注ぐという意外性と贅沢な楽しみ方にビックリ。「天の極」のふくらみのある香りと甘みに、まろやかな口当たりの立田野特製小豆の豊かな風味が重なり、口の中に静かな感動が広がります。