平成仮面ライダーの成功を、ゲームで実現させた
平成仮面ライダーと妖怪ウォッチ、印象は全く似ていないかもしれませんが、実はビジネスの仕方が似てるんです。(イラスト 橋本モチチ)
実際のところ、クリスマスには、変身ベルトなのか、妖怪ウォッチなのか、プレゼントをどちらにするのか迷うお子さんも相当にいるんじゃないでしょうか。そして、去年はロックシードを買いに走っていたけど、今年は妖怪メダルだ、という親御さんたちも。
余談ではありますが、平成仮面ライダーが、子ども達だけではなく、子どもと一緒に観るお母さん世代を意識して、若くてかっこいい役者を起用している、なんていう話も、親世代のパロディをふんだんに取り込んで、親子が別視点で一緒に楽しめることを強く意識した妖怪ウォッチと重なるところがあります。
平成仮面ライダー的手法をコンシューマーゲームの世界に持ち込み、望外の大ヒットを記録した、という見方をすると、妖怪ウォッチが今まさに、何を開拓しているのかが、見えてくるように思います。
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