見つめあえるポジションが叶う
バリアフリーのチャペル「ルーチェ マーレ」に登場した花嫁は、ドレスを着たような可愛らしい車椅子に乗っています。新郎と腕を組み、エスコートされる様子がとても自然です。
結婚証明書にサインをする際にも、新郎がエスコート。普通の車椅子であれば、新婦は上を見上げ、新郎はかがみこむ必要がありますが、指輪の交換、ベールアップやウェディングキスも同じ目線で見つめ合いながらできるポジションに。正面から見ると新婦が立っているようにも見えます。
ウェディングという場においては新郎新婦の、またゲストの気持ちをより盛り上げるために、立ち居振る舞いや目線は大切。美しく、そしてラクに、一緒に動いたり見つめ合えたりできれば、笑顔もより輝くはずです。
ウェディングでいかに「魅せる」シーンを創るか、考えに考えるプランナーの立場からしても、この車椅子がもたらしてくれるものは大きいと感じました。
≫花嫁のために開発された車椅子とは? 次ページでご紹介します。