Daft PunkとBeastie Boys
ガイド:「わかんない」は、ラップも入ったエレクトロですが、局所にどこかで聴いた心地よいフレーズが出てくる小技が効いていますね。やはり、Daft Punkはお好きですか?
S:
Daft Punkは勿論大好きです! しかし、それより好きなのがBeastie Boysです。ジャンルを越えた音楽とそれにまつわる文化やDIY感は、全て彼らから学んだといっても過言ではありません。なので、Daft Punk以降の仏エレクトロ界隈にレイト80’s~90’sのルーツとしてビースティの影響が垣間見える事にとても共感するんですよね。
食いしん坊万歳!
ガイド:テレビアニメ「HIGH SCORE」で使われた「Sweetholic」、そして「Another Stomach for Dessert in the ABYSS」「アレタベタイナ」「あいすくりいむ」さらに「Hungry Army」と「どれだけ食いしん坊なんだ!」と言いたくなります! 実は、食べ物ソングは僕の好きなジャンル(?)のひとつです。ちなみに3人のスペィド女子軍の中で食いしん坊自慢をしてください。食べ物以外を食べた場合もOKです。
Sweetholic (live) (YouTube)
A:
基本的にその時にハマッているものをめちゃくちゃ食べます。最近で言えば5日連続サンラータンを食べたり。あとはご飯おかわり。
L:
スペィドの食べ物ソングは甘い物に関する内容がほとんどなのですが、私はあまり甘い物を多くは食べられない性質です。お酒に合うものを好む傾向にあります。最近は食べるより作るほうが楽しいですね。
C:
私は、「いつ見ても何か食べてる」って言われます。以前友人に誕生日プレゼントにビーフジャーキーをもらったことがあるくらいです(笑)! でも、コンビーフの方が好きです。あと、チョコレートには幸せ成分が入っていると思います(ハート)。
S:
食べ物はあらゆる欲望の象徴ってことで(笑)。
実はプロテスト・ソング
ガイド:CHILDAちゃんが食いしん坊王ということにしておきましょう。
「End of the World」は、終末論的楽曲。ヨーロッパ的格調のあるダークエレクトロなイントロで始まると思いきや、世俗的に「フーッ!」って歌っちゃう、そのアンビバレント性がスペィドの魅力ではないかと。
S:
タイトルで「世界の終わり」としてしまったのと、ダークサイドのスペィドのイメージから誤解されるんですが、この曲、実はあの「クラブで踊っちゃいけない」ってF○CK過ぎる取締りが始まった際に作ったけっこう前向きっていうか怒りを込めたプロテストソングなんです(笑)。スペィドはクラブやDJイベントでの出演も多いので「バカな決まりは無視して世界の終わりまで踊ろうぜーっ!きゅぴん☆」ってメッセージなんですが最後の「きゅぴん」が「だんすうぃずみ?フーッ!」なんです☆
ガイド:
このあたり、外国人に聴いてもらいたいのですが、クールではなくダークジャパンとして海外進出とか考えられたらどうでしょう? もちろん、単なるダークっていう意味ではありませんが。
S:
海外進出は常々行きたいと思ってます! 過去三回ほどアメリカでイベント出演させてもらいましたが、反応が常に新鮮だし現場対応力も高まってとても成長出来ます。ダークでもクールでもカワイイでもヘンタイでもセンパイでも何でも良いので(笑)。
A:
ダークジャパン良いですね!国内外問わず、もっとこう闇カワな感じは出していきたい。あとはアメリカでライヴをした時に感じたのが、色々とシンプルなので自分の性格にも合ってるなと。時々大味過ぎて驚くけど(笑)。
L:
ビタースウィートな感じでいきたいですね。
C:
スペィドって、海外向きだなっていうのは、入る前から感じているところではあります。海外の方が望む日本カルチャーの具現化というか… 私はスペィドで海外にいったことがまだないので、ぜひいつかいきたいですね(ハート)。もちろん!日本でも頑張りたいですけど!!